段々と春の足音が聞こえてきました。早咲きの桜の開花もちらほら見られるようになり、いよいよ行楽シーズンの始まりです! 桜の季節にオススメなのが、赤米で炊いたさくら色のごはん。白米ごはんのおにぎりではなく、赤米を使った美しいさくらごはんでワンランクアップのお弁当を用意してみては⁉ 今回はお米屋さんを営む雑穀マイスターの筆者が、赤米の栄養価やおいしい炊き方をご紹介します!
■さくらごはんに最適!赤米の嬉しい栄養価
アンチエイジングに◎!
赤米の色素は、ポリフェノールの一種・タンニンです。老化防止に効果が期待できる抗酸化作用が身体を錆びつかせないので、若々しさのキープにも役立ちそう!
パワーチャージに◎!
赤米は精白米と比較すると、たんぱく質や各種ビタミン、ミネラルを多く含んでいます。さらにビタミンB1は約4.6倍、ビタミンEは約7.5倍と、非常に優れた栄養価。疲れた身体にパワーチャージしてくれます!
冷え性解消も期待できます!
赤米は古来から身体を温める作用があると考えられています。冷え性改善にも効果が期待できそう!
■簡単きれい!赤米の「さくらごはん」炊き方レシピ
1. 白米2合を洗い、軽く水を切ったらお釜に入れる。
2. 1に大さじ4杯の赤米を入れる。
3. 2にお水2合と大さじ8杯を入れ(入れた赤米の倍量のお水を入れる。)、しっかりとかき混ぜて、30分浸水させ、スイッチオン。
4. 炊き上がったらすぐに蓋を開けずに一度スイッチを切って15分蒸らす。
5. 十字に切り込みを入れて、しゃもじで返すようにほぐしたら、きれいなサクラごはんの出来上がり‼
これからの時期にぴったりの美しいさくらご飯のおにぎり。とってもきれいで栄養価満点なので、ぜひお試しあれ。
(雑穀マイスター/雑穀エキスパート 澁谷梨絵)
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【参考】
※小谷部理加著(2014)『雑穀マイスター資格取得講座テキスト』(キャリアカレッジジャパン)