夏はイベントが何かと多い時期。おにぎりを持ってのお出かけはいかがでしょう?ここで紹介するのは海苔ではないもので巻く、ひと工夫加えた簡単おにぎり。いつものおにぎりがとっても華やぎます!
ごはんソムリエの筆者が、海苔とはひと味違う「旨みたっぷりのおにぎりを包む食材」をご紹介します。
■高菜の浅漬け葉
「目張り寿司」と呼ばれる、和歌山と三重にまたがる熊野地方の郷土料理。ご飯を高菜の浅漬けの葉でくるんだおにぎりです。白いご飯をそのまま包むもよし、刻んだガリをご飯に混ぜるもよし! ちらし寿司などの酢が入ったご飯でも美味です。彩りが美しく、目を引くおにぎりです。
■薄焼きたまご
開けてパッと華やぐ、薄焼きたまごで包んだおにぎり。ケチャップライスを包むのも定番で美味しいのですが、一番のオススメは、さんまの蒲焼の缶詰をご飯に混ぜて包む「うまき風おにぎり」。さんまでも十分味わい深く、旨みたっぷり!
■とろろ昆布おにぎり
富山の郷土料理「とろろ昆布」を巻いたおにぎりも色が美しく、とっても美味。塩を振った白いご飯の周りに、まんべんなくたっぷりととろろ昆布を前面に巻き付けます。昆布の旨みが口に広がり、冷めても美味しいおにぎりです。
いかがでしたか? その他にも、青森津軽地方の郷土料理である若生おにぎり(若生と言われる薄く柔らかい1年ものの昆布で巻いたおにぎり)など、地場のおにぎりを見つけて作るのも楽しいですよ。夏のイベントに合わせて、おにぎりにも一工夫して、ワンランク上のお弁当を持って行ってみては? 人気が出ること、間違いなし!
(5ツ星お米マイスター/ごはんソムリエ 澁谷梨絵
日本で唯一の穀物のプロフェッショナル資格(5ツ星お米マイスター、ごはんソムリエ、雑穀エキスパート、薬膳インストラクター、雑穀マイスター、発酵食スペシャリスト)を持つ女性米屋。米・雑穀・麹の専門家。)
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