ふと鏡を見たときに、顔がくすんで見えることはありませんか? 忙しい現代女性は、寝不足やストレスなどで常に肌が疲れやすい環境にあります。さらに40・50代になると、血行不良や角質肥厚により肌がくすんで見えることが多くなるので、ハリツヤのない老け見え肌になっていることが多いのです。
この状態を放置すると、一気に老け込んで見える原因になります。しかし、ライフスタイルを急に変えたり、ストレスの原因をすぐに取り除くことはなかなか難しいですよね。
美容ライターの筆者が、くすみ肌をリセットして、老け顔にハリツヤを蘇らせるケア方法をご紹介します。
■くすんだ老け顔にハリツヤを与えるケア方法4選
(1)炭酸洗顔で血流を促進し、明るい肌を目指す
ケアのための時間を捻出する暇がないくらい忙しい方に、おすすめの方法です。
(写真のアイテム:リニュー ムース ウォッシュ/ソフィーナアイピー 200g 税込価格3,630円〈編集部調べ〉)
やり方は、朝晩の洗顔料を炭酸入りのアイテムにするだけ。とても簡単です。
炭酸の効果で血流が促進され、血行不良によるくすみが和らぎ、肌が明るくトーンアップします。
洗顔は毎日のことなので、炭酸入り洗顔料に変えるだけで、継続的なくすみケアをすることができます。慢性的なくすみを改善するために、まず取り入れてほしいケア方法です。
(2)乳液パックでごわつきくすみを一掃
不規則な生活や寝不足が続いて、肌のターンオーバーが乱れ、古い角質でごわついたくすみ肌の方におすすめです。
洗顔後、乳液を全顔にたっぷりと塗り、5分程置きます。夜など時間がある場合は、できればこのとき湯船につかって、身体を温めて血流を促進しましょう。
5分経ったら、肌あたりのいいタオルや湿らせたコットンでやさしくふき取るか、洗い流しましょう。
このケア方法は、保湿をしながら優しく古い角質をオフすることができるので、年齢肌に最適です。また、乳液パックを行うと肌がふっくら整うので、ハリのある肌が手に入りますよ。
(3)ホットタオルで血流を促進し、気分もくすみもリフレッシュ
いつも以上に顔色が悪く肌がくすんでいるときや、血色感のないお疲れ顔の方におすすめです。
ホットタオルを顔にのせ2分ほど置くだけです。
温かいタオルを顔にのせると、血流が良くなり血色感がプラスされます。40・50代になると血行不良で顔色が悪くなりがちなので、一気に血色感を呼び戻すことが期待できるホットタオルは強い味方ですよ。
ホットタオルの作り方
水で濡らして絞ったタオルを、電子レンジOKのビニール袋に入れ電子レンジで温めるだけで、簡単にホットタオルが出来上がります。
温める時間は、600Wで30秒~50秒ほどが目安となりますが、温めすぎると火傷や火事の危険性があるので、様子を見ながら少しずつ温めるようにしましょう。
(4)美容オイルでハリツヤ肌に
肌にツヤがなく、ごわごわ・ガサガサの肌でくすんでいる方におすすめです。
乾燥の原因はいくつかありますが、40・50代の場合は、肌の水分量だけでなく、皮脂量が低下していることも大きな原因の一つです。そこで、美容オイルをスキンケアに取り入れて、乾燥によるくすみを払拭しましょう。
美容オイルは、スキンケアの始めに導入として使用することで、ごわついた肌をやわらかくほぐし、次に使うスキンケアアイテムの肌なじみを良くしてくれます。
ひどく乾燥を感じる場合は、フェイスクリームにも1~2滴混ぜて使ってみましょう。こうすることで肌に必要な油分を補うことができ、使い続けることで、ハリツヤのある肌に育てていくことができます。
続けていくうちに、ご自身の肌の変化を実感できると思います。今回ご紹介した方法の中で、取り入れやすいものから実践してみてくださいね。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美裕)
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