気温が低いと顔色が冴えず、ひと通りのメイクをしてもイマイチな仕上がりで、気分までゆううつになってはいませんか? そんな時は、肌をメイクでトーンアップさせましょう。
コスメコンシェルジュの筆者が、顔色が華やぐ「お手軽トーンアップ法」をご紹介します。「体調が悪いの?」と周囲に気を使わせないように、朝のメイクでパッと明るい肌を手に入れましょう。
■メイクの前に血行をよくする
顔色が悪くなる原因のひとつに、血行が悪いことが挙げられます。
寒い時期はほかの季節と比べて身体を動かす機会が減りやすいため、メイクをする前に血行を改善しましょう。
肩と首を軽く回す
本格的なストレッチでなく肩と首を回すだけでも、血行が良くなり、身体がポカポカとしてきます。
ベッドから出る前や洗顔をする前などに習慣づければ、忘れずつづけやすいでしょう。
蒸しタオルで温める
蒸しタオルの熱により、血行促進の効果が期待できます。
毛穴の黒ずみやざらつきが気になる時は、洗顔する前に蒸しタオルをして毛穴を開かせましょう。美容液や化粧水の浸透を良くしたい時は、洗顔後に蒸しタオルで顔を温めてください。
顔だけではなく首やデコルテも一緒に温めると、血行の改善をより感じることができます。
■メイクでさらにトーンアップ
下地とファンデーション選び
血色感をプラスする下地のカラーは「ピンク」です。ツヤも同時に手に入れたいのなら、パールが配合されているものが良いでしょう。
下地を首まで塗れば、さらに肌が明るく見えます。ファンデーションは普段使っているものより一段階だけ明るい色を選べば、自然な印象を与えつつトーンアップが叶えられます。
アイメイク
肌色を明るく見せるには、アイシャドウ選びがとても大切です。透け感のあるバイオレットやパープル、ピンクなどを使うと、目元のくすみを感じさせにくくなります。
ラメやパールといった光を集める効果があるアイテムだと、さらに魅力的でキラキラとした瞳へと導きます。
チーク
内側からじゅわっとにじみ出るような血色感を手に入れたいのなら、「クリームチーク」を選びましょう。クリームチークは乾燥しにくく、ツヤ感も出せます。
似合う色は肌のベースの色や瞳の色などでひとりひとり違いますが、つやプラ世代にはビビッドなカラーよりも、ローズ系などの落ち着いた色味がしっくりくるでしょう。
ハイライト
明るい肌色に見せたい時に欠かせないのが「ハイライト」です。ふわりとしたやさしい印象にしたいのなら、パウダータイプのハイライトを選びましょう。
しっとりとした落ち着きのあるきらめき感がほしいなら、クリームやジェルタイプのハイライトがおすすめです。
明るくて透明感のある肌は、自分だけでなく周囲の人もハッピーな気持ちにさせます。メイク前とメイクをする時にほんの少しだけ手間をかけて、気持ちの良い毎日を過ごしましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子)
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