すでに蒸し暑い日々が続く毎日。今年は本格的な夏がくる前に、快適に過ごせるインナーアイテムをそろえておくと良いかもしれません。
とくに、女性ホルモンの変化が激しくなる40・50代の大人世代は汗の量が増えるので、吸水速乾素材などの機能性インナーにもぜひ注目をしていただきたいです。
スタイリストの筆者が、そんな大人世代に向けたインナーの選び方とおすすめアイテムをご紹介します。
■40・50代のインナー選び&おすすめアイテム
天然素材のシルク混インナーは肌あたりがよい
(エアリズムタンクトップ 税込価格1,500円 画像提供:ユニクロ)
汗蒸れを防ぐインナー選びのポイントは「素材」にあります。もっとも肌あたりが良く汗をしっかり吸い込んでくれるのは、実は天然素材。
天然素材の代表であるコットンはもちろんですが、シルクインナーもおすすめです。シルクは夏は涼しく、冬は暖かさを保つという機能性も十分な素材です。
こちらのアイテムは、シルク5%のみの配分で他は化学繊維が使用されていますが、“エアリズム”という吸水速乾性にすぐれたシリーズで展開されているので機能面は申し分なし。もちろん、見た目もおしゃれでファッションインナーとしても活躍しそうです。
汗とりパッド機能付きはマストハブ
(エアリズムアセトリ キャミソール 税込価格990円 画像提供:ユニクロ)
汗ばむ夏の季節にもっとも悩ましいのが、汗ジミ。とくに、脇の汗が目立つと恥ずかしいものですよね。
そんな汗ジミ問題は、脇パッド付きのインナーで解決しましょう。こちらのアイテムは、脇汗をしっかりキャッチできるように通常のインナーよりも脇高設計になっています。
また、脇と同じく気になるのが、背中の汗。この背中の汗もしっかり吸収できるように背面のラインも通常のインナーに比べ高い位置に設計してあります。これなら汗ジミが目立つグレーのトップスも安心して着られそうですね。
手頃な価格で機能性も充分なコットンインナー
(コットンリブヘンリーキャミソール 税込価格790円 画像提供:ユニクロ)
シルクと同じく天然素材で取り入れやすい、コットンインナー。価格帯もシルクに比べると手頃で、インナー界の定番中の定番アイテムといっても過言ではありません。
そんなコットンインナーの魅力は、なんといっても「汗をしっかり吸収する」「ムレにくい」「着心地が良い」といった点です。
化学繊維のインナーだと、敏感肌の方の場合はかぶれを引き起こす場合もあるでしょう。安心して長時間身につけることができ汗もしっかり吸収するインナーをお探しの方は、コットンインナーをそろえておくと良さそうです。
アウターに響きにくいスリップインナーは持っていると◎
(エアリズムプランジ ブラスリップ 税込価格2,990円 画像提供:ユニクロ)
夏はスカートやワンピースを着る機会が増えると思います。その場合は、トップスよりもスリップタイプのインナーがラクなのでおすすめです。カップ付きインナーだと、下着の上から着ることなく一枚で完結できるので暑さ対策にも良いでしょう。
こちらのアイテムは、胸元のカッティングもとてもエレガンスです。デコルテの開いたワンピースからインナーがちらりと見えても下着っぽく感じないのがおすすめポイントです。
もちろん、機能性は従来のエアリズムと変わらず、サラッとした触り心地で梅雨から真夏にかけてしっかり活躍してくれそうです。
■機能性とファッション性を重視
「機能性にすぐれたインナーはおしゃれではない」などといわれていたのはもう昔のこと。5年、10年前に比べれば、機能面はもちろんのこと、デザイン性も兼ね備えた優秀インナーが増えてきました。
UNIQLOだと、昨年から話題になり続けているmame kurogouchiのインナーは手頃な価格なのに機能性もデザイン性もすぐれているのでおすすめです。
天然素材・脇パッドつき・背面設計・吸水速乾性といった面に注目してインナーを選んでみてくださいね。
(ファッションスタイリスト・ライター 角 佑宇子)
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【参考】
※ユニクロ