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「途中でかき混ぜ」が◎?意外と知らないレンジの使い方4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

ほとんどの家庭に1台はあり、もっとも重要な家電のひとつである電子レンジ。料理を温めるだけでなく、時間短縮にも役立ちます。使いこなせば使いこなすほど、料理の腕前が上達すると言っても過言ではありません。今回は料理研究家である筆者が、知らないまま使っている人も多い「電子レンジを使いこなすための基本」をご紹介いたします。

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■1:みじん切りも固まりも、加熱時間は同じ

加熱時間は食品の重さで決定します。したがって同じ分量を加熱するなら、細かく切っても固まりのままでも時間は変わりません。加熱時間は、重さに比例して増えていきます。

 

■2:どんぶりに入れて温めない

どんぶりなどにラップをかけて食品を加熱する方も多いと思いますが、これはおすすめできません。先述のように加熱時間は重さによって決まるため、どんぶりの重さ分、余計な加熱時間が生じてしまいます。軽い耐熱性密閉容器などを使用するようにしましょう。

 

■3:途中でかき混ぜる

途中で取り出してかき混ぜると、加熱がぐっと進みます。熱のムラも防げるため、仕上がりも格段においしくなります。カレーやシチューなど、とろみのあるものを温めるときは途中で取り出してかき混ぜるように心がけましょう。

 

■4:食材を置く位置は、レンジによって違う

ターンテーブル式の場合は、食材を外側に

内部の下皿が回転するタイプの電子レンジは、外側に熱が多く集まります。そのため加熱する食品は皿の真ん中ではなく、少し外側にずらして配置しましょう。この特徴を応用して、火の通りが早いものを真ん中に、時間のかかるものを外側に置いて、同時に二品の調理も可能になります。

回転しないタイプの場合は、中央に

回転しないタイプの電子レンジの場合は、食品をきちんと中央に配置しましょう。ターンテーブル式の電子レンジが右から左へマイクロ波を放出しているのに対して、回転しないタイプの電子レンジは、マイクロ波を放出する装置自体が下部で回転しています。したがって、中央に置くことでムラなく温めることができるのです。

いかがでしたか? 便利で手軽に使える分、くわしい使い方を知らないままの方も多いかもしれませんね。今回ご紹介した基本を、毎日の料理に役立てていただければ幸いです。
(料理研究家 オガワチエコ)

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