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意外!●●色のバナナが良い!?痩せ効果を高める食べ方

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

一年を通して身近なフルーツであるバナナ。身近な食べ物の中では、最も抗酸化力が高いといわれ栄養価も豊富な優秀なフルーツです。

バナナは、青いうちに収穫され追熟させてから食べるフルーツですが、熟し加減によって栄養価が異なることはご存じでしたか?

痩せ効果◎なバナナの食べ頃

美容と健康に役立つ食スタイルを提案して19年の美養フードクリエイターである筆者が、熟成度別、バナナのおすすめの食べ方をご紹介します。

■痩せるには!?色で選ぶバナナの食べ方

「美腸」には青バナナ

青バナナには、難消化性でんぷんと呼ばれるでんぷんが含まれています。

この難消化性でんぷんは、不溶性食物繊維と同じような働きをするため、腸内で水分を含んで膨らみ腸の蠕動運動をサポートします。

日頃から食べる量が少なく便秘がちな方、野菜が苦手な方の腸活におすすめなのが青バナナです。便秘太り対策にも役立ちます。

おすすめの食べ方

青バナナは、固く酸味があります。

そのままでは食べにくいと感じる方は、ヨーグルトとミキサーにかけてスムージーにすると、乳酸菌も摂れて美腸効果がアップします。

「美肌」には黄バナナ

バナナが青いうちは難消化性であったでんぷんは、バナナが熟すとともににかわり甘みが増してきます。

きれいな黄色のバナナは、程よい固さと甘みがあって食べごろですね。

この黄バナナには、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は、代謝に欠かせないビタミンであるとともに、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。

糖質、脂質、タンパク質の代謝がスムーズでないと、美しい肌を作ることはできませんし、ビタミンB群が不足することで皮膚や粘膜自体が弱くなってしまうこともありますから、美肌を目指すなら黄バナナを食べましょう。

おすすめの食べ方

どのようにして食べても美味しい黄バナナ。一口大に切って、ココアシナモンをかけて食べると、血流アップにつながり冷え対策にも◎。

「これ以上熟させたくない」と思うときは、冷蔵庫で保存しましょう。

「免疫力」には茶バナナ

シュガースポットと呼ばれる茶色い斑点のでたバナナは、完熟の証拠。口当たりも柔らかくとろけるような食感に代わります。

茶色くなるまで熟したバナナには、黄バナナにはない免疫力を高める働きが期待できる成分が含まれているのだそうです。

また、フルーツでは珍しく胃粘膜を保護する成分も含まれて、消化酵素であるアミラーゼも豊富ですから、日ごろから胃が弱いと感じている方にもおすすめです。

おすすめの食べ方

柔らかさを生かし、フォークでつぶしたバナナを、ヨーグルトシリアルに添えて。

また、クリームチーズブルーチーズと混ぜて、トーストやクラッカーに添えて食べても美味しいですよ。

熟成具合で効能が変わるバナナ。毎日続けやすいフルーツですから、お好みのバナナを見つけて毎日バナナを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)

 

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【参考】
バナナの熟度健康機能について – 日本バナナ輸入組合

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