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炊いたら再加熱!?プロも実践「粒シャキごはん」の炊き方

台湾料理研究家
小河 知惠子

日本人の主食であるお米。毎食欠かさないという方も多く、私たちの食卓の代表です。毎日必ず食べるものですから、どうせならもっと美味しく、ワンランク上のご飯をいただきたいですよね。そこで今回は、料理研究家である筆者が「粒が立つ美味しいお米を炊くコツ」についてご説明いたします。

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■1:お米をとぎすぎない

お米を洗うのは表面に付着した「ぬか」を落とすためですが、じっくりと何度もとげば良いというわけではありません。お米は水に触れた瞬間から吸水を始めますが、特に初めの1~2分はその率が高いため、すばやくぬかを落とすことが、美味しいお米を炊くコツの一つです。水が透明になるまで洗う必要はなく、3~4分以内に済ませるのが理想。とぎ過ぎると風味を落としたり、米粒を割ってしまったりする可能性があるため注意しましょう。

 

■2:「浸す水」より「とぐ水」に浄水を

米は乾燥しているため、出会ってすぐのお水を最も吸収します。なので、浸水に使う水よりもとぐ時に使う水を良いものにするのがオススメです。ミネラルウォーターとまではいかなくても、浄水されたお水を使うのが良いででしょう。

 

■3:お米にしっかりと水を吸わせる

洗ってすぐにお米を炊いてしまうと、芯まで水を知っていないため、表面ばかりが煮えて固くなってしまいます。ふっくらとしたに仕上げるためには、夏場なら30分、冬場なら1時間ほど水に漬けてから炊くよう心がけましょう。

 

■4:炊きあがってから再加熱

お米同士がべちゃべちゃとくっついてしまうことにお悩みの方も多いのではないでしょうか。原因は、炊飯器内の水蒸気にあります。炊きあがり後に、再加熱させることで、底に溜まっていた水分を逃がすことができ、べたつかない粒のたったお米に仕上がります。

 

■5:蒸気を逃がすようにほぐす

底から切るように混ぜ、蒸気を逃がしましょう。炊飯器内の水分量や味が均一に仕上がるので 一粒一粒がもっちりと、べたつくことなく仕上がります。お米を潰さないように、しゃもじを縦に持ち、すくいあげるようにして混ぜるのがコツです。

いかがでしたか? 柔らかめが好きな方も、固めが好きな方も、是非今回の記事を参考に、あなただけの美味しいご飯を炊く方法を見付けて下されば幸いです。
(料理研究家 オガワチエコ)

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