顔の印象を簡単に変えられる眉ですが、形次第では、老け見えしてしまうことをご存知ですか?
ヘアメイクである筆者が、どんな眉が老けてみえるのかと、若見えする眉カットのコツや眉メイクを紹介します。
■老け込んで見える眉の形って?
(1)眉尻が眉頭より下がる
眉尻が下がると目の印象が寂しく見えます。
また、下がり眉は目尻や瞼までが、下がってたるんでいるような印象を与えてしまうので、要注意!
眉尻を整える時は、眉頭と高さを揃えるようにしましょう。
(2)眉頭が貧相
眉頭が小鼻の端の延長線状よりも外側にあると、顔が間延びして、大きい顔に見えてしまいます。
自眉が薄い方は、足りない部分をアイブロウペンシルやパウダーで足して、小鼻端の延長線上から眉頭がスタートするようにメイクしましょう。
(3)眉山が極端に上がりすぎる
眉山がしっかりしていて、眉下のカーブが強いと、周りにキツイ印象を与え、女性らしさが半減してしまいます。
カーブを緩やかに見せる眉カットや眉メイクを取り入れることで、女性らしい柔らかな印象を演出できます。
(4)細い
眉が細いのはスタイリッシュですが、アラフィフがやると昭和感が出て、逆に老け見えしてしまいます。
眉の幅は、自眉を活かして自然な幅に整える程度に。
眉の太さが気になる方は、カラーマスカラで眉の色をチェンジすると、垢抜けた雰囲気が作れますよ!
(5)眉尻がボサボサor太い
眉尻がボサボサしていたり太いままだと、清潔感がなく老けて見えがちです。
眉尻を細くして、整えている感じを出すことで若々しく見えますし、顔にメリハリが出て小顔効果もアップします。
■若見えする眉カット
STEP1 口角と目尻を繋いだ延長線上よりはみ出した眉尻をカット
基本の眉尻の長さは小鼻と目尻を繋いだ延長線上ですが、口角と目尻を繋いだ延長線上にすることで、眉尻の長さが少し短くなり、若々しい印象に見せることができます。
どこまで切っていいか分かりづらい方は口角と目尻に棒などを当てながら切ると、失敗しにくくなります。
STEP2 眉頭下の高さより下がっている眉尻部分をカット
眉頭下と眉尻の高さを合わせるようにカットします。
この時も棒を眉に当てながらカットすると高さがぶれません。
ハサミでカットしきれない短い毛はシェーバーで整えましょう。
STEP3 眉頭から眉尻に向かって、なだらかなカーブで繋げる
スクリューブラシや眉コームで毛流れを整えた後、眉頭から眉尻に向かってハサミでなだらかに繋げます。
眉の下のカーブが強すぎると、きつい印象になりやすいので、角度は10度までに留めましょう。
なだらかなカーブに仕上げたら、スクリューブラシで眉毛を押さえて、先程切ったアウトラインからはみ出した長い毛をカットします。
眉山がしっかりある方は、眉山部分をハサミで2〜3本ずつ切って、バランスを見ながら量を調整しましょう。
■若見えする眉メイク
STEP1 眉ペンシルでアウトラインを描く
小鼻の端の延長線上から眉頭を描き始めます。
この時に、左右の眉頭の高さを合わせることも意識しましょう。
アウトラインがガタついていたり、眉下のカーブが強かったりする場合は、描き足してアウトラインを整えます。
STEP2 アイシャドウパウダーを足りない部分に乗せる
ブラシにアイシャドウパウダーを含ませ、眉毛が薄い部分に乗せます。
眉頭は明るい色にして、眉尻に向かって暗めの色にすると、立体的な眉に仕上がります。
STEP3 眉マスカラで地毛の色を変える
髪の色に合わせて眉マスカラを塗ると、全体のバランスがよくなります。
眉毛を整えることで、いつものメイクでもぼやけた印象からメリハリのある顔に見せることができます。ぜひ、ポイントを押さえて、若見えする眉を手に入れてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/メディカルセラピスト小顔美容矯正士 mayu3)
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