「爪をきれいにしたいけれど時間がなくてサロンには行けない」「マニキュアを自分で塗るのはむずかしい」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめの、セルフで、簡単にサロン級の仕上がりに近づけられる「ジェルネイルシール」をご存知ですか?
ネイリストの筆者が、ジェルネイルシールの特徴やメリット、もちが良くなる貼り方をご紹介します。
■話題のジェルネイルシールって?
ジェルネイルシールとはアート用シールとは違い、ジェルやマニキュアの素材で出来ていて、デザインが施されている爪型シールのことです。
ジェル用のキットなどが必要ない「貼るだけタイプ」と、ジェル用ライトで硬化させる「セミキュアジェルタイプ」の2種類があります。
トップコートなどを塗る手間もないうえ、貼るだけでジェルを塗ったような仕上がりになります。乾かす時間も不要ですし、オフが簡単なところも、おすすめのポイントです。
■もちを良くする!まずは自爪の下準備
余分な甘皮を押し上げる
甘皮が自爪に張り付いている場合は、ウッドスティックなどを使って甘皮を押し上げます。ウッドスティックは、ジェルネイルシールに付属されていることが多いです。
コットンなどがあれば、尖ったウッドスティックの先端に薄く巻いて、軽く水を付けながら甘皮を押すと、甘皮や自爪を傷つけることなく押し上げることができます。
爪の表面を拭き取る
シールに付属されていることも多いプレップシートを使って、油分や水分、爪の上の汚れを除去してシールの密着を良くしましょう。もし付属されていない場合は、コットンにエタノールなどを含ませて代用することができます。
シートで拭いた後の爪に再び油分などがつかないように、爪の表面はシールを貼るまで触らないようにしましょう。この下準備をしっかり行っているかどうかで、シールのもちが全く違います。
■サロン級を叶える!シールの貼り方&選び方
自爪の幅に合わせてシールを選ぶ
自爪にはカーブがあるので、その分も加味して合う幅のものを選びましょう。シールを自爪の横幅に合わせてみて、少しシールの横幅の方が大きくなるものをチョイスするのがポイントです。
甘皮のラインに合わせてシールを貼る
シールをシートから剥がして、爪に貼っていきます。その際に指紋や油分、汚れなどがシールにつかないように、ツイザー(ピンセット)を使って貼ることをおすすめします。
お持ちでない場合は、後ほど切り取る爪先の部分を指で摘んで貼っていきます。
甘皮のラインに合わせて軽くシールを乗せましょう。
その後、甘皮側をしっかりと抑えた状態で、シールの収縮力を利用しながら貼っていきましょう。カーブに合わせて少しだけ引っ張るようにして、全体に押し貼るように進めていきます。
シールを自爪の長さに合わせてカットする
シールをしっかりと貼りつけたら、ネイルファイルを使って自爪の長さにシールをカットします。こちらもシールに付属されていることが多いです。
ネイルファイルで削ってもなかなか切りはなせない時は、爪切りなどでカットしてもOKです。ただ、その場合も仕上げはネイルファイルで整えましょう。
ジェル用ライトで硬化するセミキュアジェルタイプのものは、メーカー指定のライトで、しっかり指定の硬化時間を守ってライトを当てていきましょう。
マニキュアのように乾かす時間がないので、貼ったらすぐに指先を使ってもOKです。
サロンに行ったようなツヤ感が気軽に楽しめる「ジェルネイルシール」。シールの種類にもよりますが、1週間から、長ければ3週間ほど楽しむことができます。オフも簡単ですし、フット用もありますので、この夏は気軽にネイルを楽しんでみてください。
(トータルビューティーマニキュアリスト/ネイルサロン・スクールSherry Dolce代表/日本ネイリスト協会本部認定講師/スキンケアアドバイザー/コスメコンシェルジュ 沖 りか)
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