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「ナス×良質オイル」でアンチエイジング!超簡単レシピ2つ


斎藤明子

夏野菜の代表・ナス。「体を冷やすから」と、美容によくないイメージを持つ方もいるかもしれません。でもナスの皮には、強い抗酸化力を持つアントシアニンが含まれているので美容・健康効果ともに抜群! 旬の季節にたくさんいただいて、猛暑に立ち向かいましょう! 美容ライター・ヘルスフードカウンセラーの筆者が、ナスの栄養効果についての疑問にお答えし、簡単レシピを2つご紹介します。

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ナスは体を冷やすってホント?

ナスが体を冷やすといわれているのは、カリウムが豊富で水分が90%以上を占めるから。よほど食べ過ぎなければ、カリウムや水分そのものが体を冷やすことはありません。暑さでほてった体の余分な熱を内側から取ってくれるので、むしろ夏バテ予防に効果的といえます。

ワンポイント:冷えが気になるなら加熱調理を

それでも冷えが気になるという方には、炒めたり素揚げにしたり、加熱していただくことをオススメします。ナスは油を吸収しやすいため、ココナッツオイルやこめ油など積極的に摂取したいオメガ3系脂肪酸を多く含む良質な油分で調理すれば、栄養効果も倍増です。

 

ナスの美容・アンチエイジング効果の秘密は?

「ナスニン」で抗酸化もバッチリ!

ナスの皮に含まれている「ナスニン」という栄養素です。ナスニンは紫紺色をしたアントシアニン系の色素。強い抗酸化作用をもち、活性酸素の働きを抑制します。目の疲れや視力の回復にも効果的なので、PCやスマホで目を酷使するという方にもオススメ。また、ナスニンはコレステロールの抑制効果も期待できます。

「コリン」が食欲不振にも◎

そのほかにも、ナスにはコリンという、体内でアミノ酸から合成される物質が多く含まれていて、夏バテによる食欲不振に効果的に働きかけてくれます。

 

簡単レシピその1・ナスのココナッツオイル炒め

熱に強いココナッツオイルは、余分な脂肪をからめとる働きを持つ中鎖脂肪酸を多く含むオメガ3系オイルで、美容効果・健康効果抜群です。意外にも、ココナッツオイルは和風調理とも相性がよく、夕飯のプラス一品にもオススメ。南国風の夏らしい風味に仕上がります。

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材料(2人分)

・ナス(中) 2個
・にんじん 1/3本
・ココナッツオイル 15ml
・塩 適量
・めんつゆ 30ml

作り方

1.ナスとにんじんを短冊切りにする。(水溶性のナスニンは、水にさらすと溶けだしてしまうので注意する。)
2.フライパンにココナッツオイルを入れて温める。
3.ナスを入れて炒める。しんなりしたらニンジンを加える。
4.めんつゆと水50ccを加えて煮るように炒めたら、できあがり!

 

簡単レシピその2・ナスの煮びたしショウガ和え

ショウガを添えれば、冷え対策もばっちり。より高い美容効果・健康効果をねらうなら、やはり油にはこだわりたいもの。揚げるように炒めてそのまま煮るので、くせがなくサラッとしたこめ油がオススメです。こめ油はビタミンEが豊富で、若返り効果をまるごと摂取できます。白いごはんのお共にも、お酒のおつまみにもぴったり!画像は1人分です。

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材料(2人分)

ナス 2本
しょうが 2かけ
一番だし 120cc
はちみつ 大さじ1
しょうゆ 50cc
こめ油 適宜

作り方

1.ナスは縦にカットし、さらに食べやすい大きさにカットする。
2.深めのフライパンにこめ油を入れてナスを素揚げするように焼く。
3.しんなりしたら一番だしを加える。
4.はちみつを加える。
5.しょうゆを加える。
6.沸騰したら火を中火にし、10分程度煮る。
7.しょうが半分をすりおろして6.の中に加える。
8.器に盛り、こまかくカットした残りのしょうがをトッピングして、できあがり。

いかがでしたか? 簡単な調理でおいしくいただけるナスで食卓を彩って、夏をより元気に美しく過ごしましょう。
(美容ライター・ヘルスフードカウンセラー 斎藤明子)

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【参考】
食品成分データベース・なす - 文部科学省
成分情報・なす - わかさ生活

 

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