ネイルの定番カラーである「ピンク」。“なじみやすい”“使いやすい”といった印象があるかもしれませんが、色によっては手元が老けて見えやすいです。
美容ライターでコスメコンシェルジュの筆者が、老け見えするピンクと若見えするピンクの違いや、40・50代におすすめの色の選び方をご紹介します。
■老け見えピンクの特徴
白みの強いパステルピンク
まず気をつけたいのが、「白みがかったパステルピンク」です。
一般的に、パステルカラーは色が浮いたり、血色が悪く見えたりしやすい色だといわれています。ネイルで使用すると爪だけ浮いて見え、肌が暗くくすんだ印象になりやすいでしょう。手元が暗い印象になると、シワや肌荒れが目立ちやすくなります。
比較的、色白の方はパステルピンクが似合いやすいですが、白みが強いとどうしても肌の色が暗く感じられてしまいます。そのため、白みの強すぎる色は控えた方が無難でしょう。
パーソナルカラーに合わないピンク
“イエローベース”や“ブルーベース”などで知られる、「パーソナルカラー」。その人の生まれもった肌の色と雰囲気が調和した色のことです。
イエローベースは黄みがかった色がなじみやすく、ブルーベースは青みがかった色が得意だとされています。
ピンクネイルを選ぶ際は複数色のピンクを比較して、黄みがかかった色と青みがかった色の、どちらがなじみやすいのか判断してみてください。
自分の肌に合う色だと若々しい印象になりますが、合わない色だと逆に老けた印象になってしまいます。筆者はイエローベースなので、写真のように青みピンクがなじみにくく、手元が冴えない印象になりました。
ツヤや透け感のないピンク
老け見えしやすいポイントのひとつに、「ツヤ不足」が挙げられます。年齢を重ねると肌のハリやツヤが失われていくため、輝きを抑えた質感のネイルだと若々しさを得られにくいです。
また、透け感のないネイルも、肌のみずみずしさが失われたように感じられるでしょう。肌から浮いて見えるピンクの場合は、ツヤ不足も相まってより老けて見えやすくなる可能性があります。
■若見えピンクの特徴2つ
(1)ツヤのあるピンクベージュ
パステルピンクをさけつつ、ソフトな雰囲気を出したい場合は、ピンクベージュがおすすめです。パステルピンクだと浮いてしまう方も、ピンクベージュならなじみやすいでしょう。
やさしい色合いが、ナチュラルで上品な手元を演出します。上品なツヤがあると、イキイキとした印象も高まります。
(2)パーソナルカラーに合う透け感のあるくすみピンク
40・50代の手元には、ややくすみがかったピンクがしっくりとなじみやすいです。
イエローベースの筆者は黄みがかったくすみピンクをチョイスし、さらに透け感のあるネイルにして、みずみずしい印象を高めました。色と質感の効果によって、フレッシュで存在感のあるネイルが完成しました。
「ピンク」は、数え切れないほどの種類があります。色みや質感の選び方次第でイメージが大きく変わるため、自分に合うピンクネイルを探してみてくださいね。
(美容ライター・コスメコンシェルジュ/古賀 令奈)
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