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痩せたい40・50代がすべき効果的なお酢の摂り方3つ

管理栄養士
今井尚美

お酢には、さまざまな美容・健康作用があることで知られています。

日々の食卓で、どのようにお酢を摂っていますか?

痩せたい40・50代がすべき効果的なお酢の摂り方3つ

管理栄養士の筆者が、40・50代のダイエットや美容・健康に役立つお酢の摂り方についてご紹介します。

■お酢が40・50代におすすめなワケ

年齢とともに基礎代謝量が低下して痩せにくくなりますが、お酢には食後の血糖値上昇を抑制したり、内臓脂肪を減らしたりする働きがあるため、ダイエットに効果的です。

また、お酢に含まれる「クエン酸」には、カルシウムの吸収を手助けする働きがあり、骨の健康が気になってくる40・50代女性の健康に役立ちます。

その他にも、腸内に善玉菌を増やす働きや、肌荒れの原因となる過酸化脂質の増加を防ぐ働きなどがあり、40・50代の美容・健康において強い味方になってくれることでしょう。

■ダイエット&美容・健康に!おすすめのお酢の摂り方

せっかくお酢を食事に取り入れるなら、効果的に摂取したいところですね。

ダイエットや美容・健康に役立つ効果的なお酢の摂り方を、3つご紹介します。

(1)あさりと組み合わせる

お酢は、「カルシウム」が豊富なあさりと組み合わせるのがおすすめです。

お酢に含まれる「クエン酸」は、カルシウムの吸収をサポートしてくれるのだそう。

カルシウムは骨の健康を維持する働きがあるため、女性ホルモンの急激な分泌低下によって骨の健康が気になってくる40・50代女性には、最適な組み合わせだといえます。

あさりのビネガー蒸し」や「あさりの酢スープ」などのメニューでいただきましょう。

あさりは春が旬なので、生のものを使っても良いですし、手軽な缶詰もおすすめです。あまり手をかけずに使いたいのであれば、缶詰のあさりで調理してくださいね。

(2)ブルーベリーと組み合わせる

お酢とブルーベリーとの組み合わせは、ダイエットに役立てたい方におすすめです。

ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」には脂肪の蓄積を抑える作用があるため、ダイエットをサポートするお酢と組み合わせると、効率よく痩せられます。

ブルーベリーとリンゴ酢やお酢、はちみつでドリンクにしたり、ブルーベリー入りのサラダにビネガードレッシングをかけたりしていただきましょう。

(3)酢大豆にする

お酢の腸活作用を高めたいのであれば、酢大豆にしていただきましょう。

大豆には、特に不溶性食物繊維が多く含まれており、腸内で水を吸って膨らむことで腸を刺激し、排便を促す働きがあります。

女性ホルモンの分泌が減ると、肌や粘膜の潤いが減るのと同様に腸内の潤いも減り、便秘気味になることがあるのだそう。

便秘になると、代謝が低下して痩せにくくなったり肌荒れの原因になったりするため、酢大豆で便秘を予防してみてはいかがでしょうか。

酢大豆の作り方

大豆水煮(200g)とお酢(200ml)、お好みの量の刻み昆布、オリゴ糖またははちみつ(大さじ1)を、清潔な容器に入れて蓋をし、半日以上寝かせましょう。

大豆に味が染み込んできたら、出来上がりです。

そのまま食べても美味しいですが、サラダに加えたり五目豆にアレンジしたりと多様な食べ方を楽しめるため、ぜひ常備菜として作ってみてくださいね。

調味料として使うことが多いお酢ですが、スープやドリンクなどにしても美味しくいただけます。ぜひ美容・健康のために、毎日の食事に取り入れてみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

 

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【参考】
酢の力:お酢の効果、取り方、レシピをご紹介 – ミツカングループ
豆の主な機能性成分 – 日本豆類協会
若いころはスムーズだったのに、 更年期に入ると便秘になるってホント? – 大正製薬

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