夏は汗や皮脂によるメイク崩れが気になるもの。
朝のメイク時にしっかり対策をすると、日中のメイク崩れを防ぎやすくなります。
コスメコンシェルジュで美容ライターの筆者が、化粧崩れを防ぐベースメイクのコツをご紹介します。
■汗ばむ夏対策に!化粧崩れを防ぐベースメイクのコツ
(1)ベタついた状態はNG!スキンケアのなじませが鍵
ベースメイクの鍵を握るのは、メイク前のスキンケア。
しっかりと保湿するのは大事ですが、まだ肌になじんでいないベタついた状態で化粧下地やファンデーションを塗ると、メイクが密着せず毛穴落ちやメイク崩れを招きます。
ベースメイクは、スキンケアを終えてから10〜20分程度おくのが理想的です。
急いでいる場合は軽くティッシュオフをしてベタつきをおさえると、なじませる時間を短縮できるでしょう。
(2)化粧下地はTゾーンと頬で使い分けを
ベースメイクの土台となる化粧下地は、Tゾーンと頬で使い分けるのがおすすめです。
Tゾーンには皮脂崩れに強いタイプ、頬には高保湿タイプの下地をおき、丁寧にのばしていきましょう。
部位ごとに化粧下地を使い分けることで、 一日中コンディションのいい肌を保ちやすくなります。
筆者は鼻の横の頬が毛穴落ちしやすいので、鼻に塗った皮脂崩れに強い下地をこの部分にまでのばしておきます。
頬にはツヤ感のある高保湿の下地を使うと、トーンアップ効果も狙えるでしょう。
(3)ファンデーションは薄く。スポンジで余分な油分をカット
色ムラや毛穴などが気になると、ついファンデーションをしっかり塗りたくなるもの。
しかし、ファンデーションは濃く塗れば塗るほど汚く崩れやすいため、薄く塗ることが大切です。
全体は薄く塗り、気になる部分はごく薄く重ね塗りをするように意識すると、厚塗りを防げるでしょう。
ファンデーションを塗り終えたら、スポンジでやさしくトントンとおさえてみてください。
余分な油分をカットしつつ、ファンデーションの密着感もより高まります。汗で崩れやすい季節の習慣におすすめです。
(4)パウダーもブラシで薄く。仕上げはミスト
フェイスパウダーをパフで塗ると、密着力がアップするものの、粉がつきすぎて乾燥しやすくなるのがデメリットです。
そのため、乾燥肌の筆者がフェイスパウダーを塗るときは、いつもブラシを使用しています。
ブラシなら薄く塗りのばしやすく、最低限の粉の量で済ませられて、ベタつきをおさえられるでしょう。
チークやハイライト、シェーディングなどを入れてメイクが完了したら、仕上げにフィックスミストをシュッとひと吹き。
このひと手間で、汗ばむ季節もメイク崩れを防ぎやすくなります。
汗ばむ季節とはいえ、大人の肌にとっては乾燥も大敵です。今回ご紹介したメイクは、乾燥を防ぎながらもメイクを密着させ、汗や皮脂による崩れを防ぐ方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
(コスメコンシェルジュ・美容ライター/古賀 令奈)
【関連記事】
・40・50代の目元が若見え!アイシャドウのコツ
・目元のくすみ&たるみに!40・50代に◎-5歳若見えメイク
・夜まで崩れない!40・50代に◎おちないアイラインのひき方
・汗ばむ季節も安心!40・50代に◎よれないファンデ