気温の高い時期は、汗や皮脂の影響でアイラインがヨレて汚く見えることがあります。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、アイラインがヨレる原因となるNGなひき方と、40・50代におすすめの正しいひき方をご紹介します。
■アイラインがヨレやすくなるNGなひき方
実はアイラインのひき方よりも、その前段階の準備がとても大切です。
以下のようなことをやっていませんか? NGポイントをチェックしてみましょう。
NG1:肌の乾燥が気になるから、目元にパウダーは一切使わない
パウダーには余分な油分を吸着する作用があり、崩れ防止効果も期待できます。
必ず目元にもパウダーを使いましょう。
NG2:スキンケアのあとにすぐメイクをする
スキンケアが肌になじむ前にメイクをすると、ヨレの原因になります。
スキンケアのあと、最低でも30分経ってからメイクしましょう。
メイクの前には顔全体軽くティッシュオフすると、メイク崩れを防ぐのに一役買ってくれます。
NG3:アイシャドウが乾く前に塗る
リキッドなどのみずみずしい使用感のアイシャドウを使ったときに、それが乾く前にアイラインをひくとヨレやすくなってしまいます。
ポイントメイクの順番を工夫し、アイシャドウが乾いてからアイラインをひきましょう。
NG4:まつ毛の上に太めにひく
まつ毛の上に太くアイラインをひくと、汗や皮脂に触れる面積が広くなることでヨレやすくなります。
■40・50代におすすめのアイラインの正しいひき方
「まつ毛の上に太くアイラインをひくと、ヨレやすくなるのでNG」とお伝えしましたが、ではどのようにひくのがいいのでしょうか?
どこにどのようにひくのがベストかについて、くわしく解説します。
(1)まぶたを軽く引き上げ、まつ毛の隙間や目の際にのみひく
まぶたを手で軽く引き上げると、まつ毛の隙間や目の際にのみアイラインがひきやすくなります。
そうして、汗や皮脂に直接アイラインがつきにくい工夫をしましょう。
(2)乾くのを待って綿棒で密着させる
忙しい朝は少しでも早くメイクを終えたいものです。
しかし、アイラインが乾く前にビューラーを使うなど次の段階に進んでしまっては、密着せずヨレの原因に。
アイラインをひいて乾いたら、軽く綿棒で押さえるなどして、肌に密着させましょう。
(3)仕上げにフェイスパウダーを重ねる
仕上げにフェイスパウダーを少量重ねると、アイラインにベールをかけるように崩れにくくなります。
また、油分を抑えることにもつながるので、ヨレ防止になります。
40・50代におすすめの、アイラインの正しいひき方をご紹介しました。アイラインのひき方を見直すことで、気温の高い時期も、朝ひいた美しいアイラインをキープしやすくなります。ぜひこの機会にアイラインのひき方を見直しましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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