寒さで血行が悪くなる冬の時期。“顔色が悪く見える”、“乾燥で肌のツヤ感が不足して見える”などの理由で、老けて見えることがありませんか?
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アンチエイジングアドバイザーの筆者が、老け見えを回避して、顔にツヤ感や温かみをプラスするメイク術をご紹介します。
■老け見え回避! 顔にツヤ感や温かみをプラスするメイク術
使うアイテムやその使い方を見直すことで、老け見えを回避することができます。
(1)トーンアップ効果のある、ピンク系の化粧下地を使う
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肌に温かみをプラスしたいなら、血色感のある仕上がりになるピンク系の化粧下地を使うのがおすすめです。
さらに、冷えで顔色が悪く見えるのを回避したいなら、トーンアップ効果のあるものを選びましょう。
塗り方も大事なポイントです。薄く均一には塗らないようにしましょう。くすみが最も出やすい目の下から、徐々にフェイスラインに向かって薄くなるように塗るのがおすすめです。
(2)ファンデはツヤ感のあるものを選び、ハイライトでツヤ足しする
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ベースメイクのトレンドはその時々で異なります。ほどよくトレンドを取り入れた方が今っぽい肌に仕上がります。
しかし、40・50代の肌にはどんなときもツヤ感が必要です。なぜなら、肌のうるおい感やハリ感をプラスし、老け見えを回避できるからです。
さらに、ハイライトを使用してツヤ感を足すと、うるおい感やハリ感がアップし、立体感もプラス。さらなる若見え効果が期待できます。
(3)自分の血色感に近い赤みの強いチークを使う
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温かみをプラスしたいならチーク色選びも重要です。自分の血色感に近い赤みの強いチークを使いましょう。
ただし、発色はシアーなものを選び、塗りすぎに注意すること。そうすればほんのり蒸気したような頬に仕上がり、若作り感を出さずに済みます。
(4)顔色をパッと明るく見せ、ほどよいツヤ感のあるリップを選ぶ
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似合う色は人それぞれですが、40・50代がリップ選びで心がけたいのが顔色をパッと明るく見せるものを選ぶこと。顔に温もりが宿ります。
また、マットなリップがトレンド傾向にありますが、口元のツヤ感は顔のツヤ感に影響するため、40・50代はツヤ感のあるリップを選ぶのがおすすめです。トレンドのリップを楽しみたいときもセミマットまでを選択肢にしましょう。
大きくメイクを変えなくても、いくつかのポイントをおさえてメイクすることで印象は変わってきます。ぜひ参考にしていただき、今のメイクを若々しく美しく見せるものにアップデートしましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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