世界一栄養価が高い果実としてギネスブックに認定されている「アボカド」。ビタミン・ミネラル・食物繊維のほか、アボカドはグルタチオンやコエンザイムQ10などの抗酸化成分も豊富で、美容と健康に欠かせない食材です。毎日美味しくアボカドを楽しめるように、アボカドの見分け方、保存方法、未熟なアボカドの美味しい食べ方をご紹介します。
■アボカドの食べごろの見分け方・保存方法
<食べごろの見分け方>
追熟は常温で、保存は冷蔵庫で
アボカドは、収穫後に追熟する果実です。温度が低すぎると追熟しませんから、まだ果皮が青く固いアボカドは常温で保存しましょう。皮が黒くなり、触った時に弾力のある柔らかさを感じるようになったら、冷蔵庫の野菜室で保存します。低温で保存することで、熟しすぎを防ぐことができます。
ヘタで食べごろをチェック
すでに皮が黒くなったアボカドを買って、中身まで黒くなっていた、逆にまだ固かった、という経験はありませんか? 皮がすでに黒くなっている場合には、ヘタをチェックしましょう。ヘタが皮にしっかりとついている場合は、まだ未熟なアボカドです。ヘタが少し皮から離れ、ヘタを触った時に動く感じがあれば食べごろです。
<保存方法>
種を入れて酸化を防止
一度に1個を使い切れない場合には、種をつけたまましっかりとラップをして保存しましょう。アボカドは種がついていると酸化しにくい傾向があります。
■固いアボカドを美味しく食べる調理法2つ
(1)マッシュして食べる
見極めたつもりでも、切ってみると熟していない場合もありますよね。そんな時は、ホイッパ―やフォーク、フードプロセッサーなどでアボカドを潰し、マッシュして食べるのがおすすめです。マッシュすることでアボカド独特のトロミが出て美味しくなりますよ。
(2)加熱して食べる
加熱することでも、アボカドのトロミを出すことができます。スライスしたアボカドをトースターやフライパンで焼いて、アボカドステーキにしたり、フリッターにしても美味しいです。
美容と健康に役立つアボカドはみんなが大好き。美味しいアボカドを見極めて、楽しく食べてキレイを実践したいですね。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)
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