お弁当に入っていたり、お肉料理に添えてあるととても嬉しいのがポテトサラダ。子どもから大人まで厚い支持を得ています。お酒を飲みに行ったときなど、お店にあるとつい頼んでしまいますよね。家庭でも作りやすいポテトサラダですが、ちょっとしたアレンジを加えるとさらに美味しさがアップします。今回は、料理研究家である筆者が「絶品ポテトサラダに仕上げる隠し味」についてご紹介します。
■基本的な作り方
ジャガイモの皮をむいて適当な大きさに切り、竹串がすっと刺さるぐらいのやわらかさになるまで茹でます。粗熱が取れたらスプーンなどで軽く潰し、マヨネーズを加えてよく和えます。そこに、刻んだ食材やそのほかの調味料を加えて完成です。
■より美味しくするために
・最適なジャガイモ選び
ポテトサラダを美味しく仕上げるためには、使用するジャガイモにもこだわりが必要です。ホクホクとした食感を求めるのであれば、「男爵」がおすすめ。ややしっとりとしたほうがお好みであれば「メークイン」。ほかにも「キタアカリ」や「さやか」などもホクホクとしてポテトサラダ向きの品種です。
・玉ねぎが味を引き締める
玉ねぎを入れることで、ホクホクとした食感のなかにシャキッとした歯ごたえが加わり、さらに味も引き締まります。薄切りにした玉ねぎを水にさらして辛みを取ってから使えば、お子様でも抵抗はありません。
・粒マスタードでコクを加えて
マヨネーズだけでなく粒マスタードを入れると、全体にコクが加わってより美味しさもアップ。さらに仕上げにブラックペッパーなどを振ると、ピリッとした大人好みの味になります。まさに、お酒のおつまみにピッタリの一品です。
・練乳を加えてまろやかに
抵抗を感じる方もいると思いますが、練乳を少々加えてみてください。甘みだけでなくコクも加わり、しっとりとまろやかな仕上がりになります。一味違ったポテサラを召し上がりたいときに是非。
・カロリーを抑えてボリュームアップ
ダイエット時など、カロリーを控えたままボリュームを加えたい場合には豆腐を入れてみてください。しっかり水気を切った豆腐を入れて軽く潰すだけ。ホクホクとしたポテトに、ふんわりとした豆腐の食感もよく合います。
いかがでしたか? できあがったポテサラは、冷蔵庫で保存すれば2~3日はもちますが、食感が損なわれてくるので早めに食べきりましょう。いろいろな料理に添えられるので、残す心配もそれほどないですよね。
(料理研究家 オガワ チエコ)
【関連記事】
・心も弾む!お弁当を美味しそうに見せる「彩り」のコツ4つ