ゴールデンウィークも近づき、旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。旅行中はホテルの部屋でくつろいだり、疲れを取ったりする大切な空間です。そんなホテルの部屋での時間を少しでも快適にするために、部屋にあるものを利用して、より快適に過ごすちょっとした工夫と裏技を元国際線キャビンアテンダントの筆者がご紹介します。
■旅先の部屋で快適に過ごす工夫と裏技
コーヒーカップやグラスを使って乾燥対策
ホテルの部屋はとても乾燥しています。朝起きたら喉がカラカラだったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そんなときに少しでも乾燥対策をするために、部屋に置いてあるコーヒーカップやグラスを利用します。コーヒーカップにはお湯を入れて、グラス類は熱いお湯だと割れてしまうので少し冷ましたお湯や水を入れて、枕元や部屋の数か所に置くと蒸気でちょっとした乾燥対策になります。好きな香りのアロマオイルやバスソルトを持参して入れれば、まるで自分の部屋にいるようで、リラックスできます。冷めてしまったお湯は、バスタブに入れておけば、バスタイムも残り香が楽しめます。
シャワーキャップでいつものヘアケアをワンランクアップ
旅先では乾燥や日差しなどで髪もダメージを受けています。普段はすぐ流してしまうコンディショナーを流す前に、シャワーキャップをかぶって数分おくと密閉され効果がアップします。その上にお湯で濡らしたタオルをかぶるとさらに効果的。もう一つの使い方は、本来のシャワーキャップの使い方とは全く違いますが、濡れてしまったり汚れてしまったりした靴を入れるのに使うと、シューズバッグを汚すこともなく靴を持ち歩けるので便利です。
バスタオルがお好みの高さの枕に早変わり
海外のホテルに泊まると枕の高さや大きさが自分に合わず、良く眠れなかったり首が痛くなったりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときは、バスタオルを折りたたんで枕にします。筆者は適当な大きさの洗濯ネットを持ち歩いて枕カバーのようにして折りたたんだバスタオルを入れ自分の好きな高さにして枕代わりにしていました。バスタオルが足りなくなったら、ホテルの人に頼めばまた持ってきてもらえます。
バスローブを使って部屋の寒さ対策に
部屋の温度調節がうまくいかなかったり、布団がうすくて寒いということもありますよね。旅行中のような限られたワードローブの中では、寒いけれどパジャマの上に着るのに良いものがなかったりすることも。そんなときは、バスローブを利用します。パジャマの上にバスローブを着て布団をかけると、温かく感じるのでおすすめです。
せっかくの旅行中を楽しく、アクティブに過ごすためにもホテルで過ごす時間を快適なものにしたいですよね。お部屋にあるもので簡単に出来ることばかりなので今度の旅行でぜひ試してみて下さい。
(インターナショナルビューティライフプロデューサー/MINAKO)
【関連記事】
・ベッドで3分!春に◎な体を開いて疲れをリリースするポーズ
・美脚効果も!春に◎な心も体も楽になるデトックスヨガポーズ
・美脚を妨げるNG習慣をチェック!簡単「脚トレ」で美脚に
・座り仕事の人に◎姿勢のプロが教える、疲れないイスの座り方