ダイエットに取り組んでいる時は、どうしても食事が制限されます。味に関しても、薄味のものになりがち。そこで食べたくなるのが、ガツンと濃厚なカレーです。カレーは高カロリーで高脂質な料理なので、ダイエットに適しているとは言えませんが、具材を工夫することで、ダイエットメニューにもなります。そこで今回は、料理研究家の筆者が「ダイエットカレーに相応しい具材」をご紹介します。
■ダイエットカレーに相応しい具材
お肉を入れるなら
カレーに入れる際のお肉は、脂身の少ない部位を選ぶようにしましょう。牛肉や豚肉であれば、ヒレやモモ。鶏肉であれば、モモやムネといったところ。脂身が少なく、カロリーが低いことで知られる鶏のささ身も悪くありませんが、他の具材と一緒に調理してしまうとパサパサになってしまうので、別に茹でて後でのせるほうがいいです。
野菜も種類の選択を
カロリーを抑えたいのであれば、野菜中心が基本です。でも種類も選ぶ必要があります。ジャガイモなどの根菜類は、糖質が高いのでダイエットには適しません。代わりにトマトやキノコなどを入れると、糖質も少ないのでダイエット時には相応しいです。
こんにゃくの歯ごたえを
いくらダイエットとはいえ、カレーにお肉が入っていないのは寂しいもの。それは、肉の歯ごたえがないと物足りないと感じてしまうせいもあります。そこで、代用品としてこんにゃくを投入。カロリーが抑えられるだけでなく、弾力があって食感がよく食べごたえもあります。
低カロリーの豆腐を利用
ルーに崩した豆腐を入れてボリューム感を加えたり、ごはんの代用として豆腐を使うなどの方法もあります。豆腐はもちろん低カロリーな食材。さらに、大豆イソフラボンなど、女性の美容にも効果のある栄養を豊富に含んでいます。使う際は、しっかり水を切ってからにしましょう。
いかがでしたか? この他にも、カレーのルーなどにも工夫して、カロリーハーフのものを使ったりするとダイエット効果もアップします。ただし、美味しいからといって食べ過ぎには気を付けましょう。
(料理研究家 オガワ チエコ)
【関連記事】
・ヨーグルトと一緒に食べると美味しさ&効果UPの野菜3つ
・料理家が実践!醤油と酢が格段に美味しくなる簡単テク2つ
・これだけは守りたい!ダイエットに必要なたったひとつのこと
・ツヤとキラメキを!美髪を作る「生ワカメ」の食べ方