梅雨の時期や夏の暑い時期は「湿気によるうねり」や「ぺちゃんこ髪」などに悩まれている方も多いでしょう。せっかくスタイリングをしても、不規則にうねった髪は疲れ顔、ボリュームのない頭頂部はプラス10歳の老け見えな印象に繋がります。
でも、これらのお悩みは、実は洗髪後にやりがちな“NGヘアドライ”を見直すことで改善することも。そこで今回ヘア＆メイクアップアーティストの筆者が、サラツヤ髪をキープするための“髪の乾かし方”を詳しくご紹介します。
■老け見え髪の原因に!?洗髪後の“NGヘアドライ”3つをセルフチェック
髪のうねりやボリュームのない髪は、ついやりがちな“NGヘアドライ”を習慣化していることも原因のひとつ。今すぐセルフチェック！
1）ドライヤーを使わず自然乾燥
自然乾燥に任せると髪の乾くスピードにばらつきがあるため、キューティクルが整いにくい状態に。その結果、髪表面だけではなく、内部の水分も蒸発しパサつきの原因に。ドライヤーで髪を乾かすとキューティクルが整い、髪のツヤ感をアップすることができます。
2）半乾きのまま寝てしまう
髪の根元が湿っていると雑菌が繁殖し、頭皮の臭い、かゆみ、吹き出物やベタつきの原因になる可能性もあるとも言われています。さらに、湿った髪はダメージを受けやすく、枕で擦れるとキューティクルが傷ついてしまうことも。梅雨時期は特に根元に湿気がこもりやすくなるので、ドライヤーでしっかりと乾かしてから寝る習慣が大切です。
3）ぴっちりと左右に分けてとかしている
頭頂部の毛を左右に分けてとかしてしまうと、根元の立ち上がりが潰れる原因に。分け目を作らず後ろ向きにとかして、根元にたっぷりとドライヤーの風を送り込むことで、毛が本来持っている自然な立ち上がりに。
ひとつでもチェックに当てはまった方は、「NGヘアドライ習慣」を見直しましょう！さらに“若見えサラツヤ髪”を叶えるヘアドライのコツを3STEPでご紹介します。
■日中のサラツヤ髪キープの秘訣は夜にあり！プロが教える「ヘアドライ」の基本3STEP
STEP1：髪の根元に風をあてよく乾かす
髪の根元、頭皮に近い部分は、髪の毛が重なり合っているため、熱がこもりやすい状態です。まずは、髪の根元をよく乾かしましょう。
※矢印の方向に手ぐしでとかしながらドライヤーを動かし、風をあてていきます。
手ぐしで髪を頭頂に向かってかき上げながら、手ぐしと同じ方向にドライヤーを動かし風をあてていきます。
髪の根元までしっかり乾かせるように、ドライヤーの風を頭皮まであてることがポイント！ その時、ドライヤーの風を熱すぎない適度な温風に保つことがツヤ髪キープの秘訣です。
STEP2：“冷風切り替え”で髪の根元にボリューム感を
8割ほど乾いてきたら、頭頂部の毛束を持ち上げ、根元に温風をあてしっかりと乾かします。仕上げに、冷風で髪の熱を冷ますことで、髪に自然な立ち上がり感を与えます。
さらに髪にボリューム感を出したい場合は、少し前かがみになり、湿り気を残した髪を斜め下に引っ張りながら、根元にドライヤーの風をあてます。そうすることで、髪の根元がふんわりと仕上がりボリュームアップします。
頭頂部の髪のふんわり感は、若見えヘアの重要ポイント！ 頭皮までしっかり乾かすことでベタつきも抑えられ、指通りの良い「若見えサラツヤ髪」に。
STEP3：毛流れを整える
最後に、手ぐしで髪を軽くとかしながら、頭頂部から毛先に向けて温風をあて、毛流れを整えます。
※矢印の方向に手ぐしを動かし、髪をとかしながら、ドライヤーの風をあてます。
手ぐしをキープしたまま、冷風に切り替え、全体的に髪を冷ますことでさらに美しい毛流れに。
・逆サイドは、ドライヤーの持ち手を変えて、同様に毛流れを整えます
右サイドの髪に風をあてる場合は左手でドライヤーを持ち、左サイドの髪には右手で、というように風をあてたい側に合わせてドライヤーを持ち変えることで、左右対称に仕上げることができます。
【応用編】さらに、気になる梅雨時の「うねり」対策には“集中ブロー”が効果的！
根元の毛にドライヤーの吹き出し口をしっかりと近づけ、髪を引っ張りながら、髪のうねりを伸ばします。うねりが強い時には髪を湿らせて。
10秒ほど温風をあてたら冷風に切り替え、髪の熱が冷めるまで引っ張った状態をキープしましょう。ドライヤーの機能で、温風、冷風を使い分けるのが上手に仕上げるポイント。また、風はできるだけあてたい方向にあたるように、ノズルをつけて乾かしましょう。
何気ないNG習慣の繰り返しが、頭皮環境を乱し、髪のベタつきやうねりなどの原因に。夜のヘアドライを正しく行うことが、髪も頭皮も健やかに保ちツヤサラ髪への近道かも。
■“若見えサラツヤ髪”を叶えるためにはドライヤー選びもポイント！
紹介した「ヘアドライ3STEP」をスムーズに、スピーディーに行うためには、ドライヤー選びがとても重要です。選び方のポイントは、「頭皮にまで届く風力」と「風を適度な温度にキープできること」、「温冷風の切り替えがスムーズであること」。
写真左下から、スムージングノズル、スタイリングコンセントレーター、本体、ディフューザー
そこでおすすめなのがダイソン スーパーソニック ヘアードライヤー。温度センサーで風の温度を一定に保ちながら、髪と頭皮に負担をかけずに優しく乾かせます。さらに独自技術によるパワフルな風で、髪の根元から毛先までをしっかりと乾かすことができます。
また、3段階の風温調整や、コールドショットボタンは持ち手の親指の位置でワンタッチ操作できて、サラツヤ髪を叶えるヘアドライの重要ステップ「温冷風の切り替え」も簡単！
さらに付属のアタッチメントを装着すれば、風の向きをコントロールできてピンポイントでスタイリングが可能に。マグネット式だから、スムーズに取り外せて、スタイリングしたい場所に合わせて360 度向きを調整できるところも、細かなスタイリングに向いていて便利です。
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ドライヤーに必要な、温度、風量を最適にコントロールしてくれるダイソン スーパーソニック ヘアードライヤーで、上手なヘアドライを毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか？
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ドライヤーの常識を変えるスタイリッシュなデザインで、好みに合わせて４色のカラーバリエーションから選べるのも魅力的。公式オンラインサイトでは、さらに詳しい商品情報やスタイリングティップスもチェックできます。
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