ランウェイのバックステージから発想を得て誕生し、時短ながらも潤った肌に導くスキンケアラインが揃った資生堂「PLAYLIST」。
前回はバックステージ発想の考え方などについて伺いましたが、今回は、“引き算スキンケア”やトレンドの肌質感をつくる具体的なアイテムについても教えていただきました。
■頑張りすぎない“引き算スキンケア”のすすめ
――「PLAYLIST」のスキンケアラインは、そぎ落としたステップが特徴的です。でも、これまでに化粧水から乳液、美容液とステップを踏んできたアラフォー世代は、どうしても不安になってしまうこともあるのでは。
「確かに、たくさんのアイテムをつけると安心しますよね。ただ、“引き算メーク”や“抜け感”のあるメークと同様に、スキンケアも押さえるべきところを押さえれば大丈夫。特に、メーク前のスキンケアのときには一度思い切ってたくさんのアイテムを手放して、一品をじっくり塗ってみると、肌の状態やメーク持ちが思いがけず好転するかもしれませんよ」
■理想の肌を叶える2アイテムで、トレンド肌をつくろう
――大人の肌作りは、 “ツヤ感”を叶えながらもベタベタ感は避けたいところ。肌悩み別に肌の質感を整えるアイテムについて、使い方やポイントを教えてください。
◇「ツヤ」には“上地”。メークの上からもケアを
「“化粧上地(うわじ)”という、「スキンテクスチャーヴェール モイスチャーライジング」を用意しています。これは(メーク前の)下からも、メークの上からもスキンケアできるアイテム。
上から塗るとファンデーションが崩れやすいのでは、と思われるかもしれませんが、かえってファンデーションのもちが良くなりますし、下からつけてもファンデーションがピタッとつくのでお勧めです。つける時のポイントは、(上からの場合)こすらずに優しくなでるような感じでなじませていただくこと。下地としてお使いいただく時は、少なめの量をよくなじませてくださいね。Cゾーンにつけていただくと、ハリがあるような感じに見えてお勧めです」
左は「スキンテクスチャーヴェール モイスチャーライジング」。携帯用には右の「スキンテクスチャーヴェール モイスチャーライジング T」がおすすめ。
◇「マット」感は、肌にも唇にも使える「インスタントリップヴェール」で
「ツヤを抑えたい場合には、「インスタントリップヴェール」がお勧め。リップヴェールではありますが、肌にもお使いいただけます。サッと塗っただけで瞬間にマットな質感になり、マットな口紅がほしいけど買うのは…という時に、こちらの後に口紅をつけていただくとマットな感じに仕上がります。
また、口紅がにじみやすい方の下地としてもお勧め。お肌のテカリを抑えたいところに、部分的にお使いいただくこともできます。肌も乾燥せず粉っぽくならないので、夏にもぴったりですよ」
左から「インスタントリップヴェール 20」、「インスタントリップヴェール 10」。
■夏のスキンケア、まずは肌の基礎体力を
――梅雨の時期になり、これからいよいよ夏の到来です。夏を迎えるにあたって、スキンケアのポイントを教えてください。
「どの肌悩みであっても、肌の基礎体力がとても大切。「PLAYLIST」に関して言うと、一品でも最適なバランスに近づけるような商品になっていて、夏場はまずはシミにしても毛穴にしても、水分量と油分量が整えられていることが重要です。そういったものが乱れている時に不調が出てきますので、まずはやはり、基本のお手入れを丁寧に行っていってくださいね」
岡元さん、たくさんのお話をお聞かせいただきありがとうございました。バックステージの経験から生まれた「PLAYLIST」は、少ないステップの時短スキンケアを可能にし、忙しい「つやプラ」読者世代の強い味方となりそう。夏に向けてまずはしっかりと、肌の基礎体力をつけていきたいと思います。(つやプラ編集部)
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