気温、湿度、紫外線と、身体にストレスとなることが多い夏。身体やお肌の調子が悪くなる方も多いのではないでしょうか。
秋になるころには、お肌も身体もぐったりとして見える「夏老け」になっている……そんな状態を防止するために、毎日食べたい食べものを3つご紹介します。
■夏老け防止に!毎日食べたい食べもの3つ
(1)納豆
納豆は発酵食品の代表選手的な存在です。そのよさは発酵食品であるだけではありません。
納豆に含まれる「ポリアミン」という成分は、LFA-1という老化因子の発生を抑え、アンチエイジングに役立つことがわかっています。
実際、毎日納豆1パックを8週間食べることで、血液中のポリアミンの濃度が高まることがわかっていますから、毎日の習慣にしたいですね。
(2)トマト
トマトといえば、赤い色素成分「リコピン」ですね。リコピンには、紫外線からお肌を守り、シミ・シワ・タルミなどお肌の老化現象を抑える働きがありますから、紫外線が強い季節には積極的にとりましょう。
(3)ベリー
ベリーに含まれるエラグ酸というポリフェノールには、強い抗酸化作用があります。シミの元となるメラニンを作り出す酵素を抑える働きで、お肌を紫外線から守ることに加え、体内の酸化を抑える働きで、血液や細胞の健康を守ります。
細胞が活性酸素によって酸化すると、スムーズにエネルギーを作ることができず、疲労の一因となりますから、夏の疲れを残さないためにもポリフェノールは大切です。
エラグ酸の多い、イチゴ、クランベリー、ブルーベリーなどは、コンビニやスーパーで冷凍フルーツとして販売されています。そのまま食べることができるので、暑い日の朝食やおやつに食べてもいいですね。
海や山、海外へとお出かけの多い夏。夏老け防止の食べものを毎日の生活に取り入れて、元気に楽しく過ごしたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)
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【参考】
※5分で分かるポリアミン(A.老化と動脈硬化の真犯人がわかった B.ポリアミンがアンチエイジングのキーワード)(PDF) – 全国納豆協同組合連合会
※リコピンと美白・美肌に関する研究 – カゴメ
※成分情報 エラグ酸 – わかさ生活