「ショートブーツ」といっても形はざまざま。足首が隠れるもの、くるぶしが見えるものなどバリエーションに富んでいます。ですが、どのショートブーツでも、必ず見えるのが「ふくらはぎ」。ふくらはぎの形で、脚からブーツまでの美しいラインが決まるといえます。
ふくらはぎは最も骨に近い部分にある「ひらめ筋」、その上にある「ひふく筋」から作られます。とくにラインを作るのは、上層に位置する「ひふく筋」。ふくらはぎの盛り上がりが高い位置にあると、足首が細くメリハリのあるラインに見えます。
今回は、ショートブーツが似合う脚になるために「ふくらはぎを整えるエクササイズ」をご紹介します。
■ショートブーツが似合う美脚の条件
次のような条件がそろっていれば、ふくらはぎの均整がとれ、ひざ下ラインがショートブーツに似合う脚といえます。
□ふくらはぎの盛り上がりの位置が高い
□足首が細い
□正面から見たとき、ふくらはぎの内側の一点がついている
□O脚X脚でない
このラインを出すには、ふくらはぎの筋トレだけではなく、柔軟性も必要となってきます。柔軟性のあるふくらはぎは、老廃物を排出しやすいだけではなく、全身の巡りをよくする働きもあります。
ふくらはぎの筋トレと柔軟性を組み合わせたエクササイズで、ショートブーツの似合う脚を目指しましょう。
■ショートブーツが似合う美脚を目指すエクササイズ
(1)壁を利用したふくらはぎのストレッチ
(1)壁の前に立ち、大きく一歩踏み出して壁に両手をつきます。
(2)前の脚を曲げ、後ろ足はかかとをつけ、背中からかかとまで一直線に。
この時、後ろ脚のふくらはぎが伸びていることを感じながら、30秒キープ。アキレス腱から膝裏までのストレッチです。反対側も同様に行います。
ポイントは、膝をしっかり伸ばし、かかとをつけることです。
(2)片足立ちカーフレイズ(ふくらはぎを鍛えるエクササイズ)
両脚で行うカーフレイズよりも「ひふく筋」に負荷がかかるため、より効果的です。
(1)片足立ちで壁に手をつきます。
(2)軸のかかとを上げて、ゆっくりとつま先立ちになります。
(3)ゆっくりとかかとを床ギリギリまで下げ、20回行います。反対側も同様に行います。
スッキリとしたふくらはぎは、ショートブーツだけでなく、脚にフィットしたパンツやスニーカーでも美しいラインを見せてくれます。スッキリふくらはぎで冬のおしゃれを楽しみましょう。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子
10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)
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