2017年11月24日
2017年話題になった「赤いスーパーフード」特徴まとめ
レッドフルーツをご存知ですか? ここ最近注目されているスーパーフードのひとつです。特定の果物ではなく、真っ赤な色が特徴の果物のことをいいます。
日本スーパーフード協会が発表した2017年前期・後期のトレンド予測「スーパーフードランキングトップ10」でも1位を獲得しています。一体どんな果物で、どんな栄養価や特徴があるのでしょう。
■レッドフルーツ5つの栄養価や特徴、種類とは?
(1)ゴジベリー
ゴジベリーとはクコの実のことで、杏仁豆腐のトッピングによく使われている赤い実です。東洋医学では、不老長寿の食べ物としても親しまれていますね。
ゴジベリーには、ビタミンB1、B2やビタミンC、ビタミンA、ビタミンEなどビタミン類が豊富。女性に嬉しい鉄分も含まれています。中でも、とくにβカロテンが多いのが特徴です。
ビタミン類は、肌荒れやシミなどを予防するため美肌づくりには欠かせませんね。そのまま食べてもいいし、サラダやヨーグルトに入れてもいいですよね。
(2)アセロラ
アセロラは以前から定評がありますが、それほど注目されてこなかったかもしれません。見た目はさくらんぼに似た果実です。
アセロラと聞くと甘酸っぱい味を想像するかと思います。強い甘味と強い酸味、2種類の味を持っています。
また、アセロラといえば、ビタミンCです。レモンの約34倍含まれているそうです。
目にいいとされるアントシアニンも豊富です。アントシアニンは活性酸素の対策にもおすすめで、抗酸化作用もあります。手に入りにくい場合は、ジュースや冷凍ピューレを活用してください。
(3)ざくろ
ざくろは他のレッドフルーツに比べて栄養価は低めですが、ビタミンCとカリウムが含まれています。また、女性ホルモン作用があります。
他にも、アントシアニンやタンニン、レスベラトール、カプサイシンなどポリフェノール類が含まれており、複数の栄養素が合わさることで強い抗酸化作用を発揮してくれます。
低カロリーなのでダイエットにもおすすめです。
(4)ピタヤ
ピタヤと聞くと「何だろう?」と思うかもしれませんが、ドラゴンフルーツのことです。
「えっ、赤かったっけ?」と疑問に思う人もいるかもしれません。果皮が赤で果肉も赤紫なものはレッドピタヤ。その他に、果皮が淡いピンクや濃いピンクで果肉は白いもの、果皮が黄色で果肉が白いものなど種類はたくさんあります。
ビタミンB1、B2、ビタミンC、カロテン、葉酸、ナイアシンなどのビタミン類やマグネシウム、カリウム、鉄などのミネラル類も含み、食物繊維も豊富です。
美容やダイエットにぴったりですね!
(5)ビーツ
言葉は聞くけどなかなかお目にかかることの少ないビーツ。
ビーツは、ラフィノースという天然のオリゴ糖を含んでいます。このラフィノースは、胃や小腸で消化吸収されることなく、腸まで届くため、ビフィズス菌の栄養源となり善玉菌を増やすと考えられています。
赤い色素はベタシアニンといい、強い抗酸化作用があります。その他、むくみ予防にいいカリウムが含まれています。動物性のタンパク質やビタミンCと一緒にとると吸収率が高まります。
目の若返りにアントシアニン、ダイエットに食物繊維、老け防止に抗酸化作用のあるビタミン類など、レッドフルーツには様々な成分が含まれます。赤い食材で効率的に栄養を摂取していきたいすね。
(エステセラピスト/ビューティーヘルスエディターライター 町山町子
編集プロダクション、出版社勤務を経て独立。主に本の企画編集者、執筆者。一方で、“癒し、美容と健康”をテーマに自然派サロンを日本橋にOPEN。後に東船橋に移転。現在はハーブとアロマ、ボディ・フェイシャルなどのセラピストとして活動中。)
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・見直そう!本気で痩せたいときに試したい食事のルール3つ
【参考】
※クコ
– わかさ生活
※アセロラ – わかさ生活
※ザクロ –
わかさ生活
※ドラゴンフルーツ – わかさ生活
※ビート – わかさ生活