笑うと目立つような気がする、ほうれい線。気にしすぎると表情に乏しくなり「怒ってるの?」と誤解されてしまうことも。たるみの要因は顔の筋肉の衰え。筋肉を衰えさせないためにも、日頃から積極的に「表情筋」を鍛えましょう。
■ほうれい線はシワじゃない!
表情筋は頭と顔全体の表層にある薄い筋で、皮膚とくっついて出来ています。たるみやほうれい線は、この表情筋が衰え、重力によって下がり出来るもの。日常で使われる表情筋は全体の約30%。意識してトレーニングしないと、筋力は更に低下してしまうのです。
■1日2分の表情筋エクササイズ
それぞれの形の表情を、ゆっくり5秒間かけて作り、約10秒間キープします。その後、徐々に戻していきましょう。
目元
眉を上げて目を開き、眉を上げたまま目を閉じます。少し強めに閉じたり緩めたりするのも効果的です。まぶたの上にある上眼瞼挙筋を鍛えます。
頬
左右片方ずつ、頬を耳に向けて伸ばします。同時に頬を膨らませたり、へこませたりしましょう。
口元
歯を巻き込むように両唇を合わせ、横にひきます。そして唇をすぼめ、アルファベットの「O」の形にしましょう。
かかる時間はトータルでも約2~3分程度。これらのエクササイズは、ストローを口にくわえて行うと、さらに効果がアップします。例えるなら、ダンベルを持って筋力トレーニングをするようなもので、早く効果を感じたい方にはおすすめです。職場や通勤時間に行う場合は、マスクを着用してしまえば恥ずかしくありませんよ。表情筋を鍛えて、たるみのない、表情豊かな女性を目指しましょう。
(つやプラ編集部)
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【参考】
※笑うとリフトアップ?!~表情筋エクササイズでたるみ改善~ – ドクターシーラボ
※笑顔力どこまでアップできるか 表情筋トレに挑戦 – 日本経済新聞
※服部彩香著(2012)『ストロー1本で顔が10歳若返る!ストロビクス』(講談社)