お正月のおせち料理が食べきれず、余って困っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、あまったおせち料理を活用できる簡単レシピを3つご紹介します。「おせちの味に飽きてしまった」という人にもぴったりですよ。
■余ったおせち料理を活用できる簡単レシピ3選
(1)栗きんとんサンドイッチ
お正月の定番、「栗きんとん」。甘くて美味しいので、人気が高いおせち料理の1つですが、食べ続けると飽きることも。
そんな時は、パンではさんでサンドイッチにするのがベストです。サンドイッチ用の食パンや普通の食パンにはさんで食べても美味しいですが、切り込みを入れたバケッドにはさんでもオシャレですね。
少し塩気のあるクラッカーにのせて、カナッペとして食べても◎。甘さがやわらいで食べやすくなりますよ。
材料(つくりやすい分量)
・サンドイッチ用食パン 適量
・栗きんとん 適宜
作り方
(1)サンドイッチ用食パンに、栗きんとんを適量のせて上にパンを重ねます。
(2)冷蔵庫で少し寝かせてから、お好みの大きさに切ります。
(2)黒豆ゼリー
まめ(もともと丈夫・健康)に働けますようにという縁起のよい語呂合わせから、おせち料理には欠かすことのできない黒豆も、比較的余りやすい食材の1つです。手作りの黒豆煮をつくっている人は、煮汁も含めて特に余りやすいですよね。
黒豆には、ポリフェノールの一種のアントシアニンが含まれています。アントシアニンは、抗酸化作用が高く、アンチエイジングにも◎。あまってしまったからといって、美容成分いっぱいの黒豆を捨てるなんてもったいないですよね。
そこでおすすめしたいのが、黒豆ゼリー。黒豆自体が甘いので余分な味付けは必要なく、ゼリーにすることでさっぱりいただけるのがいいですね。
材料(つくりやすい分量)
・黒豆の煮汁 250ml
・粉ゼラチン 5g(大さじ1の水でふやかしておく)
・黒豆 適宜
作り方
(1)黒豆の煮汁と大さじ1の水でふやかした粉ゼラチンをお鍋に入れて、加熱します。
(2)よくゼラチンを溶いたら、黒豆を入れた容器に流し入れます。
(3)冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
(3)餅グラタン
お正月のお餅も、余りやすい食材の1つです。焼いて食べてもいいのですが、大量に食べれば飽きることも。そんな時におすすめなのが、餅グラタンです。
お餅の食感とチーズのハーモニーがたまらない一品です。
材料(1人分)
・お餅 1個
・ネギ 4分の1本
・エノキ4分の1本
・ベーコン 1〜2枚
・生クリーム 適宜
・塩・コショウ 適量
・とろけるチーズ 適宜
作り方
(1)お餅はサイコロ状に切ります。
(2)(1)とネギ、エノキ、ベーコンは2センチ幅に切り、グラタン皿に入れます。生クリームを入れ、上からチーズをのせてオーブントースターで焼き色がつくまで(10分弱)加熱したら完成。
おせち料理があまった時にお試しくださいね。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)
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【参考】
※豆のチカラ – フジッコ