ひんやりしたスウィーツや、喉ごしの良い食べ物が食べたくなる、このシーズン。「痩せたい!」「太りたくない!」でも、「食べたい!」という女性は多いのではないでしょうか。
ちょっとした工夫で、空腹を満たしながらも太りにくい食べ方ができます。
“止まらない食欲”との付き合い方で、大切なポイント3つをご紹介します。
(1)ベジタブルファーストを徹底する
同じ食事内容でも、食べ方によって血糖値の上がり方が異なります。
血糖値の上がり方をゆるやかにすることによって、インスリン(肥満ホルモン)が抑えられます。食物繊維を多く含む野菜から先に食べることで、食物繊維が血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
血糖値急上昇に加え、食べ過ぎも防ぐ
また、食物繊維を多く含む野菜は歯ごたえがあるものが多いので、よく噛むことで満腹感を得られやすくなり、食べ過ぎを防ぎます。
(2)小腹が空いたらおやつはゴールデンタイムに
「小腹すいちゃったな」というときは、14~15時の時間帯に補食を食べることをおすすめします。
この時間帯は消化器官の「膵臓」の活動がピークを迎え、さらに脂肪をため込む「BMAL1」というタンパク質の活動が弱まるため、太りにくいと考えられています。体にもっとも良い効果がもたらされる時間帯「ゴールデンタイム」といえるでしょう。
デザートを食べたいのは食欲ではなくて「クセ」!?
食後のデザートを食べたいときは、就寝前の夕食後ではなく、まだまだ活動量の多い昼食後がゴールデンタイムとなります。
食後のデザートは、「小腹がすいた」というより「クセ」が原因です。飲み会等のイベントが多い年末年始は食後のデザートを控えて、食欲をコントロールしてみてはいかがでしょうか。
(3)噛む回数を増やして早食い防止!よく噛んで顔のたるみもアップ!?
とにかく、噛むこと! これが毎日できるリフトアップ術です。また、よく噛むことで満腹中枢が刺激され、同じ量を食べても、よく噛んで食べるパターンとあまり噛まずに食べるパターンでは、満腹に至るまでの量に差が出てきます。
よく噛むことで、気になるフェイスラインのたるみも解消!?
年齢が上がるごとに気になる顔の「たるみ」。必要以上に年齢より上に見られることはありませんか?
「たるみ」は、ほうれい線に関係のある筋肉、つまり表情筋の衰えが原因の1つです。その悩みは、毎日の食事から予防・改善することができます。
早食いは肥満のもと。よく噛んで食べることで食べすぎを防ぎ、かつリフトアップできるのは理想ですよね。
「食べ過ぎて太ってしまった」ということのないよう、実施してみてくださいね。
(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな)
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