寒さが本格的になり、肌の乾燥が深刻になってきている方が増えているのではないでしょうか。乾燥は、予防も含めこまめな対策が必要です。
今回は、美容家である筆者が、“若見えツヤ美肌”の秘訣をご紹介します。
■美容家が教える!若見えツヤ美肌キープの秘訣3つ
(1)自分の肌タイプに合ったケア&とにかく保湿を!
肌のタイプは大きく分けると「脂性肌」「混合肌」「普通肌」「乾燥肌」の4タイプに分けられます。これらのタイプに合わせたケアを行うことは美肌をキープするのに必須です。
ただし、エイジング世代に共通する必須ケアは「保湿」です。脂性肌だと思っていても、10代・20代と違い、大人の過剰な皮脂分泌は、実は「インナードライ」が原因のひとつであることも。そのためどの肌質でも保湿を行うことは美肌をキープするための必須項目と言えるでしょう。
(2)「バリア機能の正常化」に着目したケアを取り入れて
気温や湿度が下がり、肌が外部刺激に敏感になる冬は、肌の「バリア機能」が乱れ、乾燥肌トラブルが起こりがち。
肌のバリア機能の正常化には、角質層の状態が重要です。角質層の中では水分と油分が「ラメラ構造」と呼ばれる層になっていて、これがバランスをとってうるおいを保ちます。また、角質層の表面は「皮脂膜」によって覆われることで乾燥を防いでいます。
「バリア機能」を正常化させるためにも、高保湿アイテムで水分を閉じ込めながら、バランスの良い食事と上質な睡眠をとることを心がけましょう。
(3)保湿ケアアイテム選びは成分に注目!
保湿ケアアイテムを選ぶ際には、「正常なバリア機能」「ラメラ構造」「皮脂膜」の3つの働きをサポートする成分を選ぶと良いでしょう。代表的な保湿成分は下記です。アイテム選びの参考にしてみてください。
・セラミド・スフィンゴ脂質‥水分を挟み込むタイプの成分
・ヒアルロン酸・ヘパリン類似物質‥水分を抱え込むタイプの成分
・グリセリン・天然保湿因子(NMF)‥水分を吸着するタイプの成分
・ワセリン‥水分の蒸発を防ぐ成分
話題の成分「ヘパリン類似物質」って?
たくさんある保湿成分のなかでも、話題になっている成分のひとつに「ヘパリン類似物質」という成分があります。「ヘパリン類似物質」とは、医療用医薬品にも使われている成分で、保湿や血行を促進する働きがあります。乾燥対策に適していて、ラメラ構造の乱れを修復し整えることで肌の水分保持能力を高めていくのが特徴です。
■美容家も注目!ヘパリン類似物質配合ローション
エイジング世代が気になる肌の乾燥対策に大注目なのが、「ヘパソフト 顔ローション」。
保湿有効成分「ヘパリン類似物質」配合で、肌にうるおいを与え乾燥を防ぐ乳状ローションです。
ヘパソフト 顔ローション 100g【医薬部外品】
高圧乳化技術採用により微細化したワセリンベースが、肌の水分を逃がさずうるおいを閉じ込め、高い保湿力が長続きします。しっとりするのに、べたつかないから使いやすい!
さらに、「グリチルリチン酸ジカリウム」「アラントイン」が炎症をおさえます。
また、医薬部外品だから、ドラッグストアや薬局、インターネットで気軽に購入できるのもうれしいポイントです。
■ベタつかないのにしっとりツヤツヤ!メイクの上から保湿しても◎
実際に使用した感想は、乳液のような見た目ですが、とてもみずみずしいテクスチャーでワセリン特有のベタつきを感じません。
塗った後はしっとりし、ツヤツヤします。写真は手に塗ったものですが、艶が出ています。
化粧水代りにクリームの前に使用しても良し、オールインワンとして使用しても良し、乾燥が気になる時はメイクの上から使用したりと使い勝手が良いと思いました。使い続けた結果、粉が吹きかけていた肌も、ヘパリン類似物質&ワセリンのW保湿により潤いを感じるようになりました。
乾燥が気になる季節、話題の保湿成分配合のローションでツヤ美肌を目指してみては。
(抗糖化美容研究家 花田真理)
提供:ロート製薬株式会社