皆さんは、毎日どこでメイクをしていますか? 洗面所やドレッサーの前、リビングに鏡を持ってきてメイクをしているという方もいらっしゃるでしょう。
何気なく選んでいるメイク場所が、実はメイクの仕上がりを左右している場合があります。「メイクがイマイチ上達しない」「仕上がりがチグハグになりがち」という場合は、メイクをする場所を見直してみる必要があります。
エイジング美容研究家の筆者が、メイクをするのにNGな場所をご紹介します。
■メイクをするのにNGな場所5つ
(1)洗面所
洗面所は、大きな鏡があって照明をつければ明るく、一見メイクに適している場所に思えるかもしれません。
しかし、洗面所は汚れを落とす場所。風水の観点からすると、洗面所でメイクをするのはNG。美しさを打ち消すことに繋がると考えられています。
ちなみに、メイクアイテムが鏡に映るのもNGといわれているので、洗面所の鏡に映る場所にメイクアイテムを置くこともやめましょう。ただし、洗面所でスキンケアするのは◎。
(2)暗い場所
暗い場所でメイクをするのもNG。メイクの仕上がり具合を見誤って、濃いメイクになってしまいます。
メイクをするとき、日中は、明るい自然光がよく差し込む場所、夜は、できるだけ自然光に近い明るさの照明の下でメイクをするのがベターです。
(3)小さな鏡の前
ついやりがちなのが、手鏡などの小さな鏡の前でメイクをすること。鏡を顔に近づけてメイクをすれば、アイメイクなどがしやすいように感じられますが、全体のバランスを取りにくいところが難点です。
そのため、すべての工程を小さな鏡の前で行うのはNGといえます。なぜなら、メイクを終えたとき、全体のバランスがチグハグになったり、眉が左右対称に描けていないということになりがちだからです。
アイメイクやリップメイクは、顔を近づけることができる鏡の前で行い、眉やチーク、全体のバランスを取るのは、大きな鏡の前で、というように使い分けるのがベターです。
(4)電車やレストランなど公共の空間
忙しい朝やランチタイムは、何かと慌ただしいもの。そのため、メイクをする時間が確保できず、電車やレストランなどの公共の場でメイクをしたくなる人もいることでしょう。
しかし、これはエチケットとしてNG。大人の女性として、どんな時も節度のある行動を心がけましょう。
(5)「ホコリっぽい」などの清潔ではない場所
メイクコスメやブラシなどのツールは、直接肌に触れるもの。そういったものを清潔に保つことはもちろんのこと、メイクをする場所も清潔に整えておくことが大切です。
メイクをする場所が清潔でないと、肌トラブルを招く恐れがありますので注意しましょう。
いかがでしたか? 当てはまることがあれば今すぐに見直し、バランスのとれた美しいメイクと肌で自分をよりよく見せましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルに出演。ウェブ、雑誌等でコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告も手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。)
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【参考】
※李家幽竹著「幸せを呼ぶインテリア風水」(2002年)ワニブックス