巻き髪をする時に便利なスタイリング剤が「巻き髪ウォーター」です。ただし、使い方を間違えると、うまくカールができなかったり、カールのもちがわるくなってしまいます。
今回は、ヘアメイクとして活躍している筆者が、巻き髪ウォーターの失敗しやすい使い方を3つご紹介します。
改善策やおすすめのスタイリング剤もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
■巻き髪ウォーターの失敗しやすい使い方3つ
(1)根元からつけている
巻き髪ウォーターは、カールをつけたい場所につけるのがポイントです。
髪の根元につけるのではなく、毛先側につけてあげるのが正解です。
(2)つけすぎている
巻き髪ウォーターは、弾力のある巻き髪をつくる効果やカールを持続する効果があります。
ただし、つけすぎてしまうと逆効果になります。ベタベタした手触りになったり、コテで巻いたあとにバリバリに固まった髪質になりがちです。
巻き髪ウォーターのメーカーによって使用量が違いますが、少し湿るくらいの量で大丈夫です。髪の毛が多い、または髪の毛が長い方は、髪の毛をたてに4等分に分けてからつけてあげると、まんべんなくつけやすくなります。
巻き髪ウォーターのおすすめのつけ方
おすすめのつけ方は、「傷みやすい毛先を中心に、巻き髪ウォーターをつける」ことです。あとはコームで髪の毛の中間くらいまでなじませてあげます。こうすると、つけすぎずべたつきません。
(3)濡れたままコテで巻く
巻き髪ウォーターをつけて濡れたままコテで巻くと、カールがうまくつけられません。さらに、濡れた髪の毛を高温のコテで巻くと、熱で髪の毛がこげて、ダメージ毛になってしまいます。
巻き髪ウォーターをつけたあとは、コテで巻く前に必ずドライヤーで乾かしましょう。
上から下に向かってドライヤーの風をあてながら乾かしてあげると、キューティクルが整います。髪の毛にツヤがでて、スタイリングも長持ちする乾かし方なので、ぜひやってみてください。
■おすすめの巻き髪ウォーター3つ
(1)ふわ巻きカーラーウォーター/サラ
熱に反応してスタイリング成分が働き、髪の毛のダメージ補修をしてくれるアイテムです。
1回のアイロンで形がつくのにべたつかず、柔らかなふんわりした巻き髪をつくれます。
(160ml ノープリントプライス)
(2)カールセットローション EX/マシェリ
湿気の多い梅雨の時期や雨の日でも、カールが崩れにくいアイテムです。
ダメージ補修やツヤを与えるだけではなく、紫外線や静電気、コテなどの熱から髪の毛をまもってくれます。
(200ml ノープリントプライス)
(3)グラマラスカールN ローション/ナカノ
毛髪のダメージを補修しながら、長時間弾力のあるカールを持続できるアイテムです。
「ハード」タイプと「ボリュームコントロール」タイプもあるので、自分好みのスタイリング剤がみつかりますよ。
(全3種 150ml 税抜価格1,500円)
巻き髪する時に便利な巻き髪ウォーターも、使い方次第では無駄にしてしまいます。正しい使い方や、自分にあったスタイリング剤をみつけて、巻き髪美人になってみてはいかがでしょうか。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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【参考】
※ふわ巻きカーラーウォーター – サラ
※カールセットローション EX – マシェリ
※グラマラスカールN ローション – ナカノ