仕事はもちろん、ネットサーフィンといった楽しみでもつい使用時間が長くなりがちなスマートフォンやパソコンですが、目の疲れが気になる方も多いのではないでしょうか。
せっかくきれいにアイメイクをしても、肝心の目に元気がなければはじまりません。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、目の疲れを癒すにんじんを使ったおすすめレシピを3つご紹介します。
■目に良い成分「β-カロテン」
にんじんには、眼精疲労を予防する「β-カロテン」が豊富に含まれています。また、この「β-カロテン」は皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあるため、美肌効果も期待できます。
にんじんは、イキイキと輝く瞳と肌のために役立つ頼れる食材です。積極的にとっていきましょう。
■有害な光から目を守る「ルテイン」
私たちの日常には、前述したスマートフォンやパソコンのほか、テレビや蛍光灯、日光といった瞳に負担となる有害な光にさらされる時間がたくさんあります。
にんじんには、このダメージをやわらげてくれる成分「ルテイン」も含まれています。「β-カロテン」と「ルテイン」のダブルの効果が期待できるにんじんは、まさに目にとって理想の食材なのです。
■ポイントは、油を使って料理する
にんじんの持つ目への効果を発揮させるには、油を使って料理することが大切です。「β-カロテン」は、油とともに食べることで体内で効率よく吸収されるからです。
オリーブオイルやごま油など、香りのよい良質な油と組み合わせると風味も一段とアップします。
■キラッと輝く瞳のために!にんじんの特選レシピ3選
常備菜としての作り置きもOKです。毎日食べたくなる、手軽でシンプルなレシピです。
(1)キャロットラペ(和風バージョン)
おなじみのキャロットラペを和風にアレンジしました。ごまの風味が香ばしく、やみつきになります。
材料(2~3人分)
・にんじん 2本
・ごま油 小さじ2
・柚子胡椒 小さじ1/2
・炒りごま 適宜
・塩 適宜
作り方
(1)にんじんは、皮がついたままの状態で千切りにします。
(2)(1)にごま油、柚子胡椒、塩、炒りごまを振りかけてよくもみ込み、味がなじむまで15~20分ほど置けば完成です。
(2)にんじんのポタージュスープ
にんじんが苦手な方にもおすすめのポタージュです。食物繊維もたっぷりとれます。
材料(2人分)
・にんじん 2本
・玉ねぎ 1/2個
・オリーブオイル 小さじ2
・豆乳または牛乳 200ml
・固形スープの素 1個
・水 100ml
作り方
(1)にんじんは皮がついたまま薄切りにし、玉ねぎはみじん切りにしておきます。
(2)フライパンにオリーブオイルを熱して(1)を炒め、火が通ったら粗熱をとっておきます。
(3)(2)と豆乳または牛乳、固形スープの素と水をミキサーでなめらかになるまで攪拌します。
(4)(3)を鍋に移し、温めれば完成です。
(3)にんじんの茶わん蒸し
にんじんの甘みが引き立つ、ほっとする味の一品です。
材料(2人分)
・にんじん 1/3個
・卵 1個
・白だし 大さじ1
・水 150ml
作り方
(1)にんじんは皮がついたままひと口大に切ってミキサーに入れ、スムーズに回る程度の水(記載外)とともになめらかになるまで攪拌します。
(2)卵は溶きほぐし、白だしと水を加えてよく混ぜ、茶こしなどで1度こしておきます。
(3)(1)と(2)を混ぜ合わせ、耐熱容器に移してアルミホイルをかぶせます。
(4)鍋に2cmほどの水(記載外)を入れて沸騰させ、(3)を並べます。
(5)鍋にフタをして強火に3分かけたら、弱火で10分加熱して火を止め、そのまま5分蒸らせば完成です。
身近な食材でありながら健やかな目をサポートしてくれるにんじんで、身体の中からも魅力的な瞳を育てていってくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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