最近特集されることも増えてきた「デリケートゾーンのケア」について。ケア用品は増えてきたけれど、まずは悩み別にどんなケアがあるのかをおさらいしましょう。
お悩みは、年齢とともに悩みの内容も変わってくると思います。今回は、エステティシャンの筆者が一般的なお悩みについてご紹介します。
女性なら知っていてもらいたい内容ですので、お付き合いくださいね。
■気になる「臭い」のケア
「デリケートゾーンの悩み」と聞いて、真っ先に出てくるのが臭い問題ですよね。人と臭いを比べることができないので、不安になる方も多いと思います。健康な人でも、体調や生理周期などで臭いは少しずつ変化します。
臭い対策としては、「通気性が良い下着を使用する」「おりものシートやナプキン、パッドをこまめに替える」「毎日のお風呂で、デリケートゾーンをきちんと洗って清潔に保つ」ということが一般的な対処法としていわれています。
締め付けが強い矯正下着などは、どうしても臭いが発生しやすくなるので注意した方が良いでしょう。また、ナプキンも化学繊維よりも「綿や布ナプキンの方が臭いが気にならない」という声が多いです。
デリケートゾーンの洗浄方法
デリケートゾーンの洗浄は、専用のアイテムを使用しましょう。
洗浄力の強い石鹸を使ったり洗い過ぎたりすることで、常在菌のバランスが崩れて臭いが発生しやすくなってしまうこともあります。専用のケア剤でやさしく洗うことが基本です。
■毛の処理方法
クリニックやエステサロンでの脱毛、自己処理など、選択肢の増えてきたアンダーヘアの処理方法ですが、永久、半永久的にケアしたいのならクリニックでのレーザー脱毛やサロンでの光脱毛などが有効です。
最近では、ブラジリアンワックスも人気ですよね。自己処理もバリエーションがあり、カミソリでの処理だけではなく、毛を柔らかくするパック、熱で毛をカットする方法などがあります。ライフスタイルや好みに合わせてチョイスしてください。
■Vゾーン周りの黒ずみのケア
間違った自己処理や締めつけの強い下着を着用することで、デリケートゾーンなどの肌が色素沈着を起こし黒ずんでしまうことがあります。自己処理で黒ずんでしまった場合は、クリニックやサロンで相談をしてから自己処理を止めることが一番です。
また、ガードルやスキニージーンズなどの締めつけによって起こる色素沈着は、まず締めつけの原因を排除することが優先事項です。その後、角質ケアで肌代謝をあげ、クリームやオイルでしっかりと保湿して肌を柔軟にすることが大切です。
悩みや気になることがあっても、まだまだ人には伝えづらいデリケートゾーンのお悩み。気になるお悩みがある方は、今すぐにできる対策を行動に移してみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美)
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