夏服にもそろそろ飽きてきた今日この頃。店頭もセールが落ち着き、続々と秋服が並んでいますね。それらに目を奪われながらもまだまだ暑い今の時期、何を着てよいのか、正直わからなくなっている方も多いのではないでしょうか?
端境期と呼ばれる季節の変わり目の今の時期に、オススメしたいアイテムとして今回は「カーディガン」を取り上げます。
夏服に羽織るだけで簡単に秋っぽさを演出できる優秀アイテム。若い頃は羽織ものなんて全く興味が湧かなかった筆者も、30代に突入し、その着こなしの幅を広げてくれる優秀さにすっかり虜になっています。最近では“プロデューサー巻き”が流行り、その注目度も急上昇中。数多あるカーディガンの中からどんなものを選べば間違いないのか、使えるのか、ご紹介します!
■キレイ目にはハイゲージ、カジュアルにはローゲージ
ハイゲージ、ローゲージというワードを聞いたことはありますか? ファッション誌で頻繁に出て来る言葉なのですが、これはニットの網目の粗さのことを指しています。ハイゲージは細かい編み目が繊細でキチンとした印象を与えてくれるので、オフィスコーデなどのキレイ目なオンコーデに相性が良いです。ローゲージは粗い編み目で、ざっくりとラフな印象を与えてくれます。こちらは力の抜けた、オフのカジュアルコーデに相性抜群。オンもオフも必要な、大人の女性にはどちらも手に入れておくことをオススメします!
■これさえ揃えておけば間違いなしのカーディガン3選
1. ベーシックなネイビー
まずは大定番のシンプル無地カーデを。無難にブラックを選びがちですが、ネイビーならば重くなりすぎず、適度に女らしい印象も与えてくれます。インナーが夏柄でもグッと秋らしくしてくれます。
2. 意外と使えるボーダー柄
2枚目にオススメするのがボーダー柄。シンプルな格好にプラスするだけで、アクセントを与えてくれ、オシャレな雰囲気を演出できます。ポイントは一色ベーシックなカラーが入っているものを選ぶこと。そうすればコーディネートしやすく、統一感も与えられます。
3. 体型隠しにはロングカーデ
体型カバーにもってこいのロングカーディガンは大人女性にオススメ。ゆるいシルエットがトレンドの今、注目されているアイテムでもあります。気になるお尻周りや太ももを程よく隠してくれるので着やせ効果もあり。スキニーパンツなどのスリムなシルエットのボトムだとより縦長に見せることができます。
ただ着るだけではなく、肩や腰に巻いても着こなしを楽しめるカーディガン。大活躍する今、何枚か持っておいて損はないですよ!
(スタイリスト/ライター 森田文菜)
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