最近は、テレビ会議の機会が増えましたよね。ボサボサの髪で出席はできないし、「どんな髪型が良いのだろう」と悩んでいる方も多いでしょう。
美容師の筆者が、簡単にできるハーフアップヘアをご紹介します。「一つ結びだと、顔の全面が出てしまい、気になる」という方にはおすすめです。
■ハーフアップのメリット
一つにまとめた場合、どうしても画面上の顔の面積が大きくなってしまいますよね。
そんな時は、ハーフアップにして髪のフレームを作り、引き締め効果を狙いましょう。顔は白いので膨張しやすいのですが、フレームがあるだけで見え方が変わってきます。
■ハーフアップの作り方
テレビ会議では後ろ姿は見えないので、簡単にヘアクリップなどでとめ、おろす髪の分量を考えましょう。まずは、ハーフアップで下ろす髪の分量を変え、比較してみましょう。
上記3パターンのように、髪を縛る位置で顔の大きさも違って見えます。顔の全面が出るよりも、髪のフレームラインがあった方が小さく見えるのがわかります。
おろした毛先の質感
ストレートとカールでは雰囲気も違って見えます。ストレートだとクールに、カールだと柔らかく見えます。
カールをつける際は抜け感が出るように巻くと、決めすぎず柔らかいこなれた感じの雰囲気になりますよ。
トップのまとめ方
まとめる場合も、クールな雰囲気を出したいならきっちりとまとめ、柔らかい雰囲気を出したければルーズにまとめると良いですよ。
柔らかい雰囲気を出したい場合は、手ぐしでまとめると良いでしょう。
まとめた部分の根元から引っ張り出してくずすと、ラフな感じになります。
テレビ会議の場合は後ろ姿が見えないので、クリップなどで簡単にとめて、時短で完成させましょう。
■おくれ毛が欲しい場合
もう少し顔を隠したいなという方は、おくれ毛を出すこともおすすめです。ただ、顔を合わせて対面で見るのと違って、おくれ毛の量が多すぎたり、目元が隠れたりすると、陰になり暗い印象になってしまいます。おくれ毛の分量は、目元が見えるように決めましょう。
おくれ毛も、ストレートとカールで印象が違ってきます。柔らかく見せたい方は、前髪の根元を立ち上げるように巻くと、すっきりと柔らかい雰囲気になりますよ。
テレビ会議の際にハーフアップにする場合は、見えない後ろ姿にはあまり手をかけず、全体の雰囲気をどう見せたいかによって質感を決めると良いと思います。ぜひ、明日から試してみてください。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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