冬の乾燥は顔だけではなく、ボディケアにおいても厄介ですよね。「ボディローションやミルクを塗ってもなんだか物足りない」という人には、油分をたっぷり含んだ保湿力の高いボディオイルがおすすめです。
ヘアライター&ヘアジャーナリストの筆者が、実際に試して、「リピ決定!」と太鼓判を押すボディオイルをご紹介します。また、これからの時期に使って損のないボディオイルの魅力についてもお伝えします。
■冬のボディケアには断然オイルがおすすめ
ボディケアは主にローション、ミルク(クリーム)、オイルの3タイプがありますが、最も油分を多く含むのが「オイルタイプ」です。冬の乾燥した肌を油膜で包み込み、しっとりとしたうるおいを長時間キープできるのが特徴です。
冬場は「ひじ」や「かかと」に角質がたまり、ゴワつきやガサつきが気になりますよね。なにかの拍子に人に見られると、とても恥ずかしい気持ちになるものです。
そんな酷い乾燥にもオイルの油分が重宝しますし、手になじませれば指先のカサつきもしっとりします。髪にも使えるマルチタイプも多いのが特徴ですので、1本あるだけで、全身のあらゆる乾燥をスムーズにケアできます。
■サラサラ系ボディオイル&マルチバームが使いやすい
ボディオイルにもサラサラ系、しっとり系、こってり系などさまざまなテクスチャーがあります。筆者がおすすめするのは、ローションのように軽い「サラサラ系」と、バーム状の「しっとり系」です。
朝は下着や服に影響の少ない「サラサラ系」を使い、乾燥がとても気になる部分には「しっとり系」を使うなど、2つのテクスチャーをその時々に応じて使い分けましょう。よりオイルの美容効果を実感でき、冬場でも乾燥に負けないうるおいボディをキープできます。
■リピ決定!おすすめのボディオイル2選
(1)リプレニッシングボディーオイル/BEIGIC
「BEIGIC」は自然由来の原料でつくる韓国発のブランドです。敏感肌でも使えるよう、合成着色料、合成香料、シリコン、サルフェート、パラベンは不使用です。
BEIGICが扱う主体のオイル「グリーンコーヒービーンオイル」の他、12種類の植物性オイルを配合しています。100%ビーガン処方で、ベタつかずにうるおいだけをキープします。
服にオイルがつきにくいので、「朝はシャワー派」という人にもおすすめです。
(100ml 税抜価格7,000円)
(2)メロウバーム/UTAU
主な成分は「サジーオイル」で、高いエモリエント作用が特徴です。バーム状のオイルなので、塗っている最中も肌に留まりやすいのがうれしい点です。
比較的”しっかり塗った感”があるので、爪周りやかかとなどにもピンポイントで塗りやすく、塗った直後からツヤッとしたうるおいが感じられます。筆者は、てのひらの乾燥が目立つ時に、ハンドクリームとしても頻繁に使用します。パーツケアや夜のお手入れにおすすめです。
(35g 税抜価格4,400円)
■ボディオイルを塗るタイミング
ボディオイルを塗るタイミングは、バスタイムを終えた直後が効果的です。軽く身体を拭き(拭かなくてもOK)、その場ですぐにオイルをなじませます。バスタイム直後の肌は、温かく柔らかな質感をしています。このタイミングでオイルを塗ると、浸透力が高まります。
この時、ただ塗るのではなく、身体の末端から心臓に向かってマッサージを行うように塗布してみましょう。血流もよくなり、冷えやむくみ改善も期待できます。
ふくらはぎや肩などにこりを感じる部分があれば、そこも入念にマッサージをしましょう。オイルを塗ると滑りが良いため、セルフマッサージでも効果を感じやすいでしょう。
毎日ボディオイルで身体を整えると、うるおいとつや感が増し、ふっくらとした柔らかボディを演出してくれます。自分自身の気持ちも上がりますから、乾燥肌撃退のためにも、お風呂上りに欠かさず使用したいものです。
(ヘアライター&ヘアジャーナリスト 小澤 佐知子)
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