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首のシワ・たるみを深くするNG行動4つ

メイクアップアドバイザー
伊早坂美裕

「首」は、年齢が出やすいパーツのひとつといわれています。年齢を重ねるとともに、シワやたるみが目立つようになりますよね。

美容ライターの筆者が、首のシワを深くしてしまうNG行動を4つご紹介します。

■首のシワを深くしてしまうNG行動4つ

(1)前かがみ・下を向く姿勢が多い

スマートフォンやタブレット、PCでの作業など、現代女性は前かがみになったり下を向く姿勢でいることが多いですよね。下を向く姿勢は、物理的に首にシワが寄ることに加え、首に負荷がかかりやすく、首や肩こりを引き起こす場合があります。

首や肩がこることで血行不良になると、肌の新陳代謝が悪くなり、シワやたるみができる原因にもつながってきます。スマートフォンやPCで作業をする場合は、画面を目線の高さになるように、高さを調節してみましょう。

(2)寝具に無頓着

就寝時の枕の高さが合っていないと、首にシワができやすいことをご存じの方は多いと思います。しかし、意外と盲点なのが「マットレス」です。

枕の高さが合っていても、経年劣化したマットレスでは身体が沈み込み過ぎて、結果的に首のシワを深くする原因につながってしまいます。枕の高さを確認するだけではなく、マットレスが古くなっていないかも合わせて確認してみましょう

(3)日焼け止めは「顔」だけ

顔に日焼け止めを塗ることが習慣となっている方は多いと思います。

日焼け止めを塗っていなかったとしても、最近の化粧下地やファンデーションは紫外線カット効果があるものがほとんどなので、顔の紫外線対策は無意識のうちにできていることが多いです。しかし、首に日焼け止めを塗らなければ、無防備な状態で年中紫外線を浴びていることになります。

紫外線「UV-A」に要注意

地上に届く紫外線の約9割を占める「UV-A」は、肌の奥まで到達します。肌の弾力を保つ「コラーゲン」や「エラスチン」にダメージを与え、シワやたるみを引き起こす原因につながるので注意が必要です。

「UV-A」は波長が長いため、窓ガラスを突き抜けて肌に到達します。そして、くもりの日でも晴れの日とあまり量が変わりません。今日からは、顔だけではなく首にもしっかりと日焼け止めを塗るようにしましょう

(4)首の保湿が足りない

紫外線対策と同様に「首の保湿」も大切です。保湿が充分でないと、首の肌は乾燥が進んでしまいます

乾燥した肌はバリア機能が低下しやすく、肌のターンオーバーが乱れるとシワやたるみを招く場合があります。また、乾燥を放置するとシミもできやすくなるので、保湿は徹底したいポイントです。

ネッククリームがおすすめ

首専用のネッククリームには、保湿のほかにシワやたるみの予防に役立つ成分が配合されていることが多いので、つやプラ世代はネッククリームを使用することをおすすめします。

ネッククリームがない場合は、顔のスキンケアをする際に、全スキンケアアイテムを首とデコルテまで塗るように習慣づけてみましょう。

シワが深くなると一気に老けた印象になるので、首のシワを深くしないように気をつけることが、若見えにもつながります。首のシワを深くするNG行動を減らして、若々しい首筋を保ちましょう。

(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美祐)

 

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