40・50代になると、髪がうねりやすくなり、湿気でより膨らみやすくもなります。湿気で広がった髪は疲れた印象を与え、老け見えにつながります。
ヘアメイクである筆者が、40・50代の髪にまとまりを出す湿気対策術をご紹介します。
■40・50代の髪にまとまりを出す湿気対策術5つ
(1)オイルをなじませる
髪質によって選ぶオイルは変わります。髪質が硬い方やクセ毛の方は重めのテクスチャーのオイルを、髪が細く猫毛の方やボリュームがペタンとしやすい方は軽めのテクスチャーのオイルを選んでください。
オイルのつけ方
(1)オイルを適量手に取り、手全体に広げます。
(2)毛先をメインにオイルをつけて、最後に手に残ったオイルでトップや前髪につけます。
(2)部分的にまとめる
ハーフアップといったように部分的に髪をまとめると、湿気で膨らんだ髪の表面をまとめやすいです。
まとめた後にトップの毛束を少し引き出すと、トップにボリュームが出てきれいなシルエットになります。
(3)シャンプーを保湿系のものに変える
洗浄力高めのシャンプーは保湿力が低いものが多いです。髪がパサつきやすい方は、アミノ酸系や保湿成分が入ったシャンプーにすると、髪のうるおいを残しつつ洗浄することができます。
また、ヘアカラーやパーマをしている方は、ベタイン系や保湿成分の「ケラチン」が入っているシャンプーを選ぶことがおすすめです。カラーやパーマのもちも良くなるので、購入する時の参考にしてみてくださいね。
(4)ヘアバンドをする
ヘアバンドやカチューシャなどのヘアアクセを使うと、髪の広がりを簡単に抑えることができます。
オイルやワックスを使うのが苦手な方でもラクにスタイリングができます。
(5)ヘアスプレーをかける
ヘアスプレーはヘアスタイルをキープするのはもちろん、髪にうるおいやツヤを与えるものもあります。自分の理想の仕上がりに合わせてスプレーを選ぶことがポイントです。
湿気で髪がペタンとしやすい方はキープ力のあるスプレーを、パサつきや広がりが気になる方は保湿系のスプレーを使うことがおすすめです。
スプレーの使い方
髪から20センチほどはなれた位置から振りかけましょう。
自分に合った髪の湿気対策を行って、湿度の高い季節も老け見え知らずで過ごしてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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