年齢を重ねてくると、目の周りのくすみやクマが気になってきませんか?
40・50代の目元の悩みはファンデーションだけでカバーするのが難しいものです。そのためファンデーションだけでカバーしようとすると、目周りが厚塗りになり、老け見えにつながってしまいます。
適切なアイテム選びと、ポイントを抑えたちょっとしたテクニックで、目元の印象が一気に若々しくなるんです。
メイクアップアドバイザーの筆者が、40・50代が選ぶべきコンシーラーと、−5歳見えする目元カバーのテクニックをご紹介します。
■40・50代の目元に最適なコンシーラー
動きの多い目元に対応できる、柔軟性があるリキッドタイプ
気になるクマやくすみを隠そうと、密着力とカバー力の高いコンシーラーを選んでしまいがちですよね。しかし、目元は動きの多いパーツなので、時間と共にコンシーラーがひび割れを起こし、目元のシワを強調してしまいます。
乾燥が気になる大人の目元ではこの現象が顕著に起こるので、目元の動きに耐えられる柔軟性のあるコンシーラーを選びましょう。
日々変わる目元状態に合わせてカラー調整できる、パレットタイプ
40・50代の目元は、血行不良やストレス、寝不足など、様々な要因が重なり、クマや目元のくすみの度合いが日々変化しています。
そこで、日々のクマやくすみの変化が激しい方には、パレットタイプのコンシーラーがおすすめです。その日のクマやくすみに合わせてカラー調節できるので、どんな目元状況でも対応可能で、老け見えを回避できますよ。
■−5歳見えする目元カバーテクニック
ステップ1:コンシーラーをポイント置きする
まずは、ご自身のクマの色を見極めて、青クマならオレンジ、茶クマならイエローのコンシーラーをチョイスします。コンシーラーをブラシに取ったら、手の甲でコンシーラーの量を調節して、上の画像のように少量をポイント置きします。
まぶたにもコンシーラーをつかうことで、くすみだけでなく、まぶたの浮き出た血管もカバーできます。まぶたのトーンも均一になるので、アイシャドウの発色も良くなります。
ステップ2:ブラシで極薄にぼかす
コンシーラーをポイント置きしたら、ブラシで極薄にぼかしていきます。
広範囲に広げてしまうと、コンシーラーの効果が弱まってしまいます。クマやくすみの範囲を超えてコンシーラーを広げないようにすることが、上手くカバーするポイントです。
ステップ3:指で優しく押さえ密着させる
ブラシでコンシーラーをぼかしたら、最後に指で優しく押さえて密着させましょう。何度も触りすぎると、コンシーラーが剥げてしまうので、触りすぎには注意しましょう。
ステップ3までを行った後、ファンデーションの色とのなじみが良くない場合、肌色に近いベージュカラーを使い、ステップ1から繰り返しましょう。その場合は、ぼかし広げる際に圧をかけすぎないように注意しましょう。
コンシーラーをつけ過ぎてしまうと、目元のメイク崩れが気になったり、厚塗りにより老け見えにつながってしまうので、少量ずつ試してみてくださいね。
ご紹介したように、40・50代の目元は、適切なアイテム選びと、ポイントを抑えたちょっとしたテクニックで、若々しく見せることが可能です。ぜひ、試してみてくださいね。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美裕)
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