スポーティなテイストのアイテムがトレンドとなっていることから、最近人気となっている「パーカー」。秋の羽織りものとして着用している人も多いのではないでしょうか。
しかし、一歩間違えると部屋着のように見えてしまう場合もあります。
スタイリストの筆者が、ダサ見えするNGパーカーコーデを解説します。また、おしゃれに見えるパーカーの選び方やコーデ方法も合わせてご紹介します。
■40・50代にはダサ見えするNGパーカーコーデの特徴
タイトなサイジングのパーカーコーデ
意外と身体のラインを拾ってしまう素材のものが多いパーカーは、タイトなサイズ感のものだと太く見えてしまう場合があるので要注意です。
また、トレンドの傾向もオーバーサイズめなものが多いので、タイトなものはさけましょう。
グレーのパーカーコーデ
薄いグレーのパーカーは、最も部屋着見えしがちなカラー。そのうえ、ぼやけた印象で膨張して見えてしまうので、さけた方が良いでしょう。
できるだけコントラストのはっきりした色を選ぶと、部屋着っぽさを回避できます。
カジュアルアイテムでまとめられたパーカーコーデ
パーカーはカジュアルな印象のアイテムなので、コーデ全体をカジュアルにしてしまうとゆるすぎてメリハリがなく、ワンマイル感が強くなってしまいます。
必ず、どこか1つ以上きれいめなアイテムを入れて引き締めることが大切です。
■おしゃれで動きやすい!今、取り入れたいパーカーコーデ3つ
(1)パーカー×ナロースカートのお手軽こなれコーデ
(ポンチパーカー/AMERICAN HOLIC 税込価格2,790円)
今パーカーを選ぶなら、ジップタイプではなくガバッと着られる「プルオーバータイプ」がおすすめ。スポーティーさが少し緩和され、ニット感覚で着ることができます。
また、パーカーを最も手軽にこなれ感ある着こなしにするが「スカート」。できるだけ、パーカーの横幅より狭いナロータイプのスカートを合わせると、すっきり細見え効果が高くなります。
(2)きれいめに着こなせるダンボールパーカーコーデ
(ダンボールパーカー/any FAM 税込価格4,999円)
ハリがあり適度な光沢を感じるダンボール素材のパーカーはラフ過ぎず、きれいめなアイテムとの相性も良いため大人世代におすすめです。フード部分に紐がないものはよりカジュアル感が薄まり、大人の普段コーデにピッタリ。
こちらの写真は、センタープレス入りのスラックスパンツを合わせて、パーカーとのギャップを狙ったコーデです。パーカー以外をきれいめなアイテムでまとめると、決め過ぎない大人カジュアルにまとまります。
(3)カジュアルだけど華やかなアウターとのレイヤードコーデ
(ダブルフェイスジャージー パーカー/UNFILO 税込価格7,990円)
シンプルなダンボール素材のパーカーは、アウターとのレイヤードコーデにも活躍します。ベストのインナーとして使えばフードのボリュームで小顔効果を狙うことができ、華やかな印象になります。
全体的にアクティブなコーデなので、イヤリングやピアスをプラスしてスパイスを加えると、ラフな印象を回避できます。
最近は、パーカーを羽織るというよりも、トップスのようにして着る傾向にあります。シャツやタートルネックを重ねれば、冬まで長く着用可能です。ぜひ、お気に入りのパーカーをみつけてみてくださいね。
(スタイリスト/ライター 森田 文菜)
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