きびしい寒さの今、首をしっかり覆う「タートルネック」は冬の味方ですが、太見え注意なアイテムでもあります。ですが、骨格に合わせてタートルネックを選ぶことで着太りを回避し、似合わせることも可能です。
スタイリストの筆者が、骨格診断に基づいたタートルネックニットの選び方や、太見えしない着こなしテクニックをご紹介します。
■骨格診断別!似合うタートルネックの選び方&細見えする着こなし
ストレートタイプは、ネックが長過ぎないタートルを
(針抜きフライス ボトルネック カットソー/J.PRESS LADIES 税込価格14,960円)
上半身に厚みがあり首が短めで、胸や腰の位置が高く全体的にメリハリのあるグラマラスボディの持ち主である「ストレートタイプ」。そんな方が首を全て隠してしまうと短さが強調されてしまうので、あまり長過ぎないタートルを選ぶのが◎。
また、厚手の素材は上半身をさらに厚く見せてしまい、着太りの原因につながります。厚みの少ないハイゲージのもので、タイト過ぎずオーバーサイズ過ぎないジャストサイズのものを選ぶと、着痩せ効果が高くなります。
ボトムスにはストレートパンツやタイトスカートなど、すっきりと縦長シルエットのものを合わせるのが細見えさせる秘訣です。
ウェーブタイプは、オフタートルを
(ミルドウール オフタートルプルオーバー/ICB 税込価格20,900円)
上半身が華奢で首が長め、どちらかというと下半身にボリュームのある「ウェーブタイプ」。この方は首が長いのでタートルが似合いますが、薄手過ぎたりピタっとしたサイジングのものを選んでしまうと、貧相に見えてしまうことも。
厚手素材やオフタートルで華奢な上半身をカバーし、華やかな印象に見せるのがおすすめです。オフタートルは小顔効果もあるので、一石二鳥です。
また、重心が下半身にあるので、できるだけ短め丈のものでウエスト位置を高く見せましょう。上半身に目が行くようにするとスタイルアップが叶います。
ナチュラルタイプは、ゆるシルエットのタートルを
(ソフトタッチタートルニットチュニック/AMERICAN HOLIC 税込価格2,290円)
骨太でしっかりした骨格、手足が大きく肉感を感じさせない「骨格のナチュラルタイプ」は、一般的には最もタートルが似合う骨格といわれています。
しかし、身体のフレーム感を強調するタイトなものを選んでしまうと、がっしりと大きく見えてしまいます。ドロップショルダーやゆったりシルエットで、しっかりした骨格をカモフラージュすると良いでしょう。
ボトムスにも、リラックスしたゆるいシルエットやデニムなどのカジュアルな雰囲気ものを合わせてきれいめ過ぎずにまとめると、こなれ感がアップします。
「なんだかタートルネックが似合わない」「太って見えるような気がする」という方は、ぜひ骨格診断を参考に選んでみてください。着こなし方と共に取り入れて、冬を暖かくおしゃれに過ごしましょう!
(スタイリスト/ライター 森田 文菜)
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