最大の老け見え要因である「ほうれい線」は、ここ数年マスクで隠れていました。2023年はマスクを外すシーンが増える可能性もあるので、40・50代はほうれい線カバーが必須となってくるでしょう。
メイクアップアドバイザーの筆者が、簡単にできる「ほうれい線カバーメイク」をご紹介します。
■ほうれい線カバーに適したコンシーラー
コンシーラーといっても、その種類はさまざまです。ペンシルタイプ・スティックタイプ・パレットタイプ・リキッドタイプなどが一般的で、それぞれカバー力やテクスチャーに特徴があります。
ほうれい線カバーに適しているのは、動きの多い口周りに合わせてある程度の柔軟性がある、パレットタイプかリキッドタイプです。ペンシルやスティックに比べて保湿力もあるので、乾燥しがちな大人の肌にもきれいになじみます。
どんな“カラー”を使うかも重要なポイントです。ほうれい線は影が原因で目立つので、影になっている箇所を明るくするだけで、一気に目立ちにくくなります。なので、ファンデーションよりもワントーン明るいカラーを使うのがおすすめです。
■簡単にできる「ほうれい線カバーメイク」
コンシーラーをのせる
コンシーラーをほうれい線全体にのせると時間がたったときにコンシーラーがシワに入り込み、ほうれい線が逆に目立ちやすくなってしまいます。
コンシーラーは、小鼻横のほうれい線が始まる根元部分のみにのせましょう。上の画像のように、二等辺三角形を作るようなイメージでのせます。
また、底辺部分をスッと鼻下まで伸ばして、鼻下の赤みを補正しましょう。ここを補正すると、清潔感のある顔に見せることができます。
コンシーラーをぼかし広げる
コンシーラーをのせたら、ブラシを使ってぼかし広げましょう。
広範囲に広げすぎると、コンシーラーの明るさが周囲になじんで意味がなくなってしまいます。二等辺三角形の形をあまり崩さないよう注意して、アウトラインをぼかすのがポイントです。
コンシーラーを密着させる
コンシーラーをぼかし広げたら、一度ぬらして絞ったスポンジを使ってコンシーラーを密着させましょう。指を使ってもいいのですが、指だと圧がかかりすぎてコンシーラーを取りすぎてしまうので、できればスポンジがおすすめです。
密着させることが目的なので、うっかりコンシーラーを広げないよう注意してくださいね。
ほうれい線の根元部分の影をコンシーラーで明るくすることで、一気にほうれい線が目立ちにくくなります。また、目立ちやすい顔中央の影が消えることで顔全体の印象がパッと明るくなり、若見え効果抜群です。脱マスクに備えて、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美祐)
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