あるだけで老け見えするエイジングサインの代表格「ほうれい線」は、何気なく続けている生活習慣が関係していることが多々あります。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、ほうれい線を招くNG習慣をご紹介します。ぜひ、この機会に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
■ほうれい線を招くNG習慣4つ
(1)虫歯や歯の不調を放置している
コロナ禍でつい放置しがちなのが、虫歯や歯の不調。虫歯や歯の不調があるとその部分で噛むことをさけ、反対側の歯ばかりで噛んでしまいがちです。
そうなると、虫歯や歯の不調が気になる部分の表情筋が衰え、ほうれい線を招く、あるいはシワを深くしてしまう場合があります。虫歯や歯の不調は放置せずに早めに治療し、左右対称によく噛んで食べましょう。
(2)マスクの中で無表情
マスクの着用時間が増えると、つい無表情になりがちです。しかし、表情筋を使わずに長時間過ごしていると、表情筋が衰えほうれい線を招く可能性があります。
そのため、マスクを着用している時でも、常に口角を上げることを意識しましょう。
(3)間食は甘いもの
自由に外出したり人と会うことが当たり前ではなくなった昨今、食べることに楽しみを見出している人は多いのではないでしょうか。そのようななか、特に手が伸びがちなのが糖質の高い甘いものです。
ブレイクタイムに甘いものを食べると、満たされた気持ちになるかもしれません。しかし、間食に糖質が高いものを食べて血糖値が急激に上昇すると、たるみなどを引き起こす「糖化」につながる場合があります。その結果、ほうれい線も招く場合があります。
間食はナッツやチーズなどの糖質の低いものをメインにし、甘いものを食べたい時は低糖質のものを少量食べるなどの工夫しましょう。
(4)常に寝不足
寝不足が続き肌のターンオーバーが乱れると、肌のうるおいやハリ・弾力を保つことがむずかしくなります。その結果、肌の乾燥やハリ・弾力の低下を招き、ほうれい線につながる可能性があります。
そのため、常に十分な睡眠をとることを心がけましょう。それがむずかしい場合は、睡眠環境や夜の過ごし方を見直し、睡眠の質を高めることが大切です。
例えば、「20時以降は照明を少し暗くして静かに過ごす」「スマホの使用は就寝予定時刻の1時間前までにする」「通気性がよく寝返りの打ちやすいパジャマを着用する」「アロマをとり入れる」といったようなことを実践してみてください。
ぜひ、この機会に生活習慣を見直し、できることからコツコツ続けてみましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
【関連記事】
・老け肌の原因は洗顔!?40代以降の正しい顔の洗い方
・まぶたが重いオバ目元の原因は?目元が老ける4つのNG習慣
・今さら聞けない!種類別「正しい化粧水の使い方」
・紫外線カットだけじゃない!40・50代の美肌力が上がる多機能進化系UV