「SNSで人気のアイシャドウを使っても、なんだかしっくりこない」ということはありませんか?
世間では人気の色でも、自分に合わないと、老け見えの原因になることがあります。
コスメコンシェルジュで美容ライターの筆者が、40・50代にはNGなアイカラーをご紹介します。
■青みが苦手な人のボルドー〜モーブピンク系
NGメイク
モーブとは、薄く灰色がかった紫色のこと。
モーブピンク系や濃い赤紫色のボルドー系は女性らしさと上品さを備えた色として人気ですが、青みやグレイッシュな色が苦手な人の場合、血色が悪く見えやすいです。
とくに、下まぶたにモーブ系を入れると、目元のくすみと相まってげっそりと老けて見えやすいでしょう。
OKメイク
青みが苦手な人がボルドー系を目のキワに使う場合は、メインカラーをモーブ系にせず、あたたかみあるピーチ系やコーラル系にすると血色がアップします。
アイホールと下まぶたにピーチ系を使うことで、やわらかい印象に仕上がりました。
NGメイクとOKメイクの比較
ボルドー系〜モーブピンク系のメイクと、ボルドー系〜ピーチ系のメイクを並べて見てみると、印象の違いを感じやすいかと思います。
血色感のあるカラーをメインにすることで、若々しい印象になれるでしょう。
■グリーンでまとめた春メイク
NGメイク
1〜2月は、春に向けてグリーン系のアイシャドウが増えるシーズンです。グリーンは、さわやかでフレッシュな印象を狙いたい方から支持されるカラー。
ですが、グリーンでまとめすぎると肌から浮いて見えやすく、時代や年齢を感じられやすいでしょう。
OKメイク
オレンジ系やブラウン系をメインにし、グリーンは差し色として取り入れると自然な印象に。
締め色としてグリーンをライン状に入れると浮いて見えにくく、おしゃれな印象に仕上がります。
NGメイクとOKメイクの比較
グリーンで統一したメイクと、グリーンにオレンジやブラウンを取り入れたメイクを並べて見ました。後者の方が若々しさを感じられるのではないでしょうか。
グリーンは日本人になじみやすい色といわれていますが、全面的に使うとどうしても野暮ったく見えやすいです。使用量を調整することが大切ですよ。
■40・50代のカラーアイメイクのコツ
ボルドー系やモーブ系のアイシャドウは人気があるものの、人によっては肌がくすんで見えます。
ですが、得意な色と合わせて取り入れることで、老け見えを回避できるでしょう。
また、グリーンのようなインパクトのある色を使う場合は、全体をなじみカラーでまとめたうえで、アイライン状に細く入れることをおすすめします。
今回ご紹介したメイク方法で、自分に合ったアイメイクを楽しんでみてくださいね。
(コスメコンシェルジュ・美容ライター/古賀 令奈)
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