春は、自律神経が乱れて心身のバランスを崩しやすい季節ですが、意外にも紅茶を飲むことで解消される場合があります。
紅茶には交感神経をほどよく刺激するカフェインや、抗酸化物質のカテキンが豊富なため、集中力を取り戻して美容効果を期待することができます。
今回は、ティーアドバイザーの筆者が「春摘みのダージリン紅茶」を厳選して3つご紹介します。
■春摘みのダージリン紅茶3つ
紅茶には「中国種」と「アッサム種」の2種類があります。
「ダージリン」は広大なインドで唯一、中国種の栽培に成功した茶園一帯を指します。中国種はアッサム種より高級とされているため、ダージリン紅茶は「紅茶のシャンパン」と称され、他の紅茶に比べて値段も高く上質です。
また、ダージリン紅茶には”旬”があります。今の時期は春摘み(ファーストフラッシュ)が多く出回る時期ですが、それ以降は夏摘み(セカンドフラッシュ)、秋摘み(オータムナル)と続きます。
(1)キャッスルトン茶園
数ある紅茶農園のなかでも、特級クラスとして有名なのが「キャッスルトン農園」です。
フルーツのような甘い香りが特徴で、緑茶のようなフレッシュさを残しながら深い味わいが楽しめます。紅茶の概念を覆される一品です。
(50g 筆者購入税抜価格1,852円)
※写真は、ティーハウス タカノで購入したものです。
(2)サングマ タールザム茶園
キャッスルトン茶園と並んで名園といわれる「サングマ タールザム農園」の紅茶は、ゴールドの水色が美しく、まろやかで繊細な味わいが特徴です。
特に「ヤマダバリ」と名付けられた茶葉は、厳選されたオリジナル茶樹が植えられたプレミアム・グレード畑で、有機JASも取得しています。贅沢な気分を味わえる一級品です。
(20g 筆者購入税抜価格2,400円)
※写真は、Leafullで購入したものです。
(3)リシーハット茶園
リシーハットはネパール語で「聖人の場所」という意味で、「聖なる茶園」といわれています。
品質向上やオーガニック栽培に力を入れているため、茶葉のグレードが極めて高く、果物のような甘みが口いっぱいに広がります。上質の割には良心的な価格であり、今後大注目の茶園といえるでしょう。
(20g 筆者購入税抜価格3,000円)
※写真は、Leafullで購入したものです。
紅茶を美味しく淹れるには、パッケージに書いてある湯量、茶葉の量、蒸らし時間をしっかり守ることがポイントです。これは、茶葉によって異なるので注意が必要です。
また、あらかじめ茶器を熱湯で温めておくと、紅茶の湯温を下げることなく淹れられます。自宅を一番居心地の良いカフェにしてみてくださいね。
(ホリスティックビューティインストラクター 三浦絵里子
英国で自然療法を学び、帰国後は日本ホリスティックビューティ協会(HBA)で植物療法のインストラクターとなる。「美は心身の健康と豊かな感性に宿る」をモットーに、HBAの運営に携わりながら講師や美容ライターとして活躍中。)
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