春の肌は「揺らぎ肌」と呼ばれるように、環境の変化やそれにともなうストレスなどで、肌へのダメージが起こりやすい時です。
ゆらぎ肌のなかでも、頬や鼻先に赤みをおびることも多いと思います。血色のよさは魅力的ですが、気になってならない場合は、即刻ケアを行いましょう。
今回は、ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、身体の外側と内側からのお手入れについてご提案します。
■「肌の赤み」はどうして起こるの?
そもそも、どうして肌に赤みが生じるのでしょうか。その原因はさまざまといわれていますが、最も考えられることに、「毛細血管の拡張」があります。
この原因は、気温差によるものです。気温の差によって毛細血管が拡張すると血液が多く流れるため、赤く見えるようになってしまいます。
「寒の戻り」といった言葉がありますが、春は気温が不安定な季節です。よって、肌の赤みに悩まされやすくなってしまいます。
■お酒好き、激辛好きの方は気をつけて
アルコールや刺激の強い香辛料なども毛細血管の拡張につながりますので、ほどほどにとどめておくことが大切です。
アルコールは特に要注意です。利尿作用があるため、肌のうるおいを保つ水分不足も起こりやすいので、飲み過ぎには十分気をつけてください。
■血行促進作用のあるエッセンシャル・オイルですっきり
肌の赤みが気になる時は、血行促進の作用を持つエッセンシャルオイルで作ったローションで、パッティングが効果的です。
あまり強く叩かず、気持ちよい程度の力で行いましょう。顔全体の印象までもイキイキとしてきます。
・パッティング用ローション
材料
・ネロリのエッセンシャルオイル 5滴
・サンダルウッドのエッセンシャルオイル 5滴
・グリセリン 5ml
・精製水 55ml
作り方
(1)容器にグリセリンを入れ、エッセンシャルオイルを加えて容器を振って混ぜます。
(2)(1)に精製水を加えてさらに混ぜて完成です。
注意事項
・お手入れの都度、しっかり容器を振って混ぜ合わせてからお使いください。
・エッセンシャル・オイルの原液は直接肌につけないよう、ご注意ください。
■「ビタミンK」補給で、美味しくヘルシーに赤み対策
肌の赤みの改善に期待できる栄養素は、血管の状態を正常に保ち、血行をうながしてくれます。
「ビタミンK」を豊富に含むほうれん草と納豆を積極的にとってください。
(1)ほうれん草と納豆の韓国風サラダ
材料(2人分)
・ほうれん草 1束
・納豆 2パック
・しょうゆ 小さじ1
・和からし 適宜
・ごま油 小さじ2
・塩、こしょう 適宜
・炒りごま 適宜
・韓国のり 適宜
作り方
(1)ほうれん草はさっと湯がいてよく水気を絞って3cm幅に切り、ごま油、塩、こしょうで和えておきます。
(2)納豆はしょうゆと和からしを加えてよく混ぜておきます。
(3)(1)に(2)を乗せ、炒りごま、韓国のりを散らして完成です。
(2)ほうれん草と納豆のオープンオムレツ
材料(2人分)
・ほうれん草 1/2束
・納豆 1パック
・卵 2個
・玉ねぎ 1/4個
・オリーブオイル 適宜
・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)卵は割りほぐし、鶏ガラスープと納豆を入れてよく混ぜておきます。
(2)玉ねぎはみじん切りに、ほうれん草は食べやすい大きさに、それぞれ切っておきます。
(3)フライパンにオリーブオイルを熱し、(1)を加えて塩、こしょうを振って炒めます。
(4)(3)に(1)を流して、フタをして焼きます。全体に火が通れば完成です。
肌の赤みは、ストレスからも起こるといわれています。改善のためのお手入れも大事ですが、ストレスフリーな毎日が送れるように心がけることも、お忘れないようにお願いします。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※ネロリ – わかさ生活
※サンダルウッド(白檀) – わかさ生活
※ビタミンK – わかさ生活
※赤ら顔 – 城本クリニック
※敏感肌の赤み – 資生堂