秋の訪れが感じられるこの頃、厳しかった夏の紫外線による肌や髪のダメージが気になりはじめますね。そんな時期は、身体の中からの保湿を心がけてみませんか?
食べるスキンケアとして、おすすめしたいのが「白きくらげ」です。中華料理でおなじみの食材ですが、美容効果は抜群です。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、秋に向かって作りたい「白きくらげのレシピ」を3つご紹介します。
■「コラーゲン」の力で食べるほどにしっとり
「きくらげ」は、中国で昔から不老長寿の妙薬として大切にされてきました。なかでも「白きくらげ」は、植物性のコラーゲンを含んでいるので、肌にうるおいを与えます。
美容薬膳料理のコースにも頻繁に使われていることから、その保湿力は知られているということですね。
■頼れる美容ビタミンも豊富
美しい肌や髪、爪に欠かせない「ビタミンB2」も豊富に含まれているので、細胞の新陳代謝もアップし、ツヤのある健康な肌、髪、爪をつくるのに役立ちます。
カラーリングやネイルアートが欠かせないという方には、ぜひ食生活にとり入れていただきたい食材です。
■食物繊維不足も解消
「食物繊維」もたいへん多く含まれています。外食がつづき、野菜や果物の不足でお腹の調子がすぐれない時には積極的に食べてください。
■手軽でシンプル!おすすめ「美活白きくらげのレシピ」3選
スープやサラダ、スイーツに! 白きくらげが美味しく楽しめる手軽なレシピです。
白きくらげの戻し方
(1)白きくらげは、たっぷりの水に30分ほど浸します。
(2)その後、水の中でもみ洗いしながら、きれいに汚れを落とします。
(3)さらに、5分間水に浸したら、石づきの部分を切りとって料理に使います。
(1)白きくらげとわかめの黒酢スープ
美肌効果のある「クコの実」を加えた薬膳スープです。
材料(2人分)
・白きくらげ 20g
・わかめ 20g
・長ねぎ 10cm
・クコの実 6粒
・水 350ml
・鶏ガラスープのもと 大さじ1
・酒 大さじ1
・黒酢 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2
・塩 適宜
・こしょう 適宜
作り方
(1)白きくらげは戻して水気を絞り、食べやすい大きさに切っておきます。
(2)長ねぎは、みじん切りにしておきます。
(3)水を鍋に入れて煮立たせ、鶏ガラスープのもと、酒、黒酢、塩、こしょうを加えてスープを作ります。
(4)(3)に(1)とわかめ、クコの実を入れて5分ほど煮込み、仕上げに長ネギとごま油を加えて完成です。
(2)白きくらげのなます風エスニックサラダ
おせち料理でおなじみの「なます」のエスニック風味です。作り置きサラダにも◎。
材料(4人分)
・白きくらげ 10g
・大根 3cm程度
・にんじん 1本
・ナンプラー 大さじ1
・酢 大さじ1
・鶏ガラスープのもと 大さじ1
・はちみつ 小さじ1
・塩 適宜
作り方
(1)白きくらげは戻して、食べやすい大きさに切っておきます。
(2)大根とにんじんは皮をつけたまま、長さ5cm程度の千切りにし、ボウルに入れて塩を振って軽くもんで10分置いておきます。
(3)(2)がしんなりしたら水で軽く洗い、水気をよく絞ります。
(4)ボウルにナンプラー、酢、鶏ガラスープのもと、はちみつを入れて混ぜ合わせ、(1)と(2)を加えて和え、味をなじませれば完成です。
(3)白きくらげとレーズンのソイミルクスープ
白きくらげの食感が楽しい、罪悪感ゼロの美容スイーツです。
材料(2~3人分)
・白きくらげ 10g
・レーズン 大さじ1
・ココナッツミルク 100ml
・豆乳 100ml
・メープルシロップ(またははちみつ) 大さじ1
作り方
(1)白きくらげは戻して、食べやすい大きさに切っておきます。
(2)ボウルにココナッツミルク、豆乳、メープルシロップを加えてよく混ぜます。
(3)(2)に(1)とレーズンを加えて完成です。
乾物である「白きくらげ」は保存もきくので、美容状態が気になる時に備えてストックしておくといいでしょう。これからの季節、身体の外側と内側からしっかりと保湿を心がけていきたいですね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※キクラゲ – わかさ生活
※クコ – わかさ生活