夏の終わりに「どことなく身体が重かったり、肌の調子が今ひとつ」という不調を感じてはいませんか?
それは、夏の厳しい暑さの影響で、毒素が身体に残ってしまったためです。
新しい季節を迎えるこの時期に、たまった毒素を排出させましょう。そのためには、「ドクダミ」がとても役立ちます。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、ドクダミの手軽な活用法を2つご紹介します。
■夏は毒素がたまりやすい?季節の変わり目のデトックスで代謝アップ!
とても暑かった今年の夏は、冷房や冷たい食べ物と飲み物のとり過ぎで身体を冷やしてしまうことが多かったと思います。
その結果、血流が滞ることで身体の循環がスムーズにいかなくなり、毒素を十分に排出しにくくなってしまったのです。
暑さもひと段落した今の時期、疲労回復のためにも、血行を促進させ代謝をアップする「デトックス」を取り入れることがおすすめです。
■デトックスのために「ドクダミ」を活用
デトックスのための方法やアイテムはさまざまありますが、おすすめしたいのが「ドクダミ」です。
ドクダミに含まれている「カリウム」などの成分には、尿と便の排出をうながす作用があるので、身体にたまった毒素をスムーズに出す効果があります。
■身体すっきり!ドクダミ活用法2つ
ドクダミは、飲んでも、塗ってもデトックスに役立ちます。手軽なレシピをどうぞお試しください。
(1)「ドクダミ茶」のいれ方
市販のドクダミ茶を、美味しくいただくポイントをご紹介します。
湯の沸かし方が大切
(1)水をやかんに入れて強火にかけ、沸騰したらフタを開け、そのまま弱火で15分ほど沸騰させつづけます。この状態の湯でドクダミ茶をいれると、本来の甘みやうま味が十分に感じられます。
(2)湯量に対して表示通りのドクダミ茶をいれ、そのまま5分ほど弱火にかけて火を止めていただきます。
(2)ドクダミローション
市販のドクダミ茶で、肌にやさしいローションを作ってみませんか?
ドクダミに含まれる「クエルシトリン」や「イソクエルシトリン」には、毛細血管を強くするはたらきがあり、肌のターンオーバーを助ける効果が期待できます。
材料(作りやすい分量)
・ドクダミ茶 20g
・ホワイトリカー 1,000ml
・グリセリン 50ml
・ガーゼ
・漬け込み用保存容器
・化粧水用容器
作り方
(1)漬け込み用保存容器にドクダミ茶をいれてホワイトリカーを注ぎ、冷暗所で2週間ほど漬け込みます。
(2)(1)の茶葉をガーゼでこします。
(3)(2)を化粧水用の容器に100mlずつ移し、グリセリンを100mlにつき5ml加え、よく混ぜ合わせて使います。
現代のように、美と健康に関する情報やアイテムが多くなかった時代から、ドクダミは多くの人々に活用されてきました。そんな頼れるドクダミの力を借りて、軽やかな身体をとり戻してみませんか?
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※ドクダミ – わかさ生活