マスクをすると、肌のくすみや目の下のクマが目立ったり、乾燥して見えたりと老け見えしがちです。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、NGマスクメイクとそれを解決するためのポイントをご紹介します。
■NGマスクメイク3つとそれを解決するためのポイント
(1)いつもの下地×ファンデーションでお疲れ肌
マスクをすると肌がくすんで見えやすいため、普段と同じベースメイクでは老け見えしがちです。そのため、マスクをする際は化粧下地でくすみを払拭し、ファンデーションはいつもより気持ち明るめのものを選ぶことがおすすめです。
しかし、そうなると首との境目がくっきりとしてしまい、マスクを外した時に不自然です。そこで、首との境目はシェーディングを使って自然につなぎ、マスクを外した時に違和感が出ないようにしましょう。
シェーディングを入れる部分
シェーディングは、顔の裏側付近(あご先から耳の付け根まで)に両側入れましょう。
色が濃すぎないシェーディングを選ぶことが重要です。ファンデーションの2段階くらい暗い色か、明るめのブラウンなどで、肌に自然に溶け込むものを選びましょう。
(2)ダークアイシャドウでくすんだ目元
マスクをすると、マスクから露出する目元が主役となります。アイメイクの印象が顔の印象を左右しがちであるだけに、マスクとの相性を考えたアイメイクに仕上げることが大切です。
ダークアイシャドウでインパクトを与えるとマスクに映えるようにも思えますが、特に不織布マスクなどの淡い色のマスクをしているとコントラストがつき過ぎて目元のくすみが目立ちやすく、老け見えする可能性が高くなります。
メインカラーとするアイシャドウはダークカラーではなく、肌なじみがよい明るめのカラーのアイシャドウを選びましょう。さらに、パールやラメのきらめきが美しいものを選ぶと目元が華やぐためおすすめです。
(3)ハイライトなしのマットな肌
マスクをすると顔の上半分しか露出しないため、ベースメイクをサボってしまうという人も多いのではないでしょうか。
しかし、ベースメイクでツヤが足りないと、老けて見える可能性が高くなります。なぜなら、通常、光を集めてツヤを放つ頬などがマスクで隠れているため、マスクをした時の肌はマットな印象になりやすく、ツヤ不足で乾燥した肌に見えてしまうからです。
そのため、マスク着用時こそハイライトを使用してツヤをプラスしましょう。ただし、マスクでこすれて落ちないように、ファンデーションの後、フェイスパウダーの前にハイライトを使ってください。いつもよりパール感が強く、つややかな仕上がりになるものを選ぶことがポイントです。
ハイライトを入れる部分
ハイライトは、鼻筋、目頭側の眉下、目頭の下、目尻側の頬骨の上に入れてください。マスクをしていても見えるこの位置にハイライトを入れることで、つやのあるイキイキとした印象に仕上がります。
今回は、NGマスクメイクとそれを解決するためのポイントをご紹介しました。どれもすぐにできるものばかりです。ぜひ、お試しください。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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