冬は乾燥により、手荒れをしやすい季節。食器洗いにはゴム手袋をした方が良いと分かっていても、ついつい素手で洗ってしまい、ずっと手荒れが治らない……という方も多いのでは? 今回は、美養フードクリエイターでもある筆者が実践している、手荒れを防ぐ食器洗いの方法をご紹介します。
■手荒れ予防に!食器洗いのコツ5つ
(1)気になったら洗剤をチェンジ!
食器用洗剤に必ず配合されている界面活性剤。食器の汚れを落とすために必要なものですが、食器についた油汚れと同時に、手の皮膚を覆っている必要な皮脂も落としてしまいます。ホーユー株式会社と富山大学の研究によれば、界面活性剤が角質層に触れると、痒みの元となるヒスタミンを合成してしまうそう。一般的な食器用洗剤には、40%以上の界面活性剤が使われていますが、自然派の食器用洗剤では20%以下に抑えられたものが多いのです! 痒みを引き起こさないためにも、界面活性剤の少ない洗剤を使用するのがオススメ。
(2)焦らない!食器は拭いてからつけ置き
界面活性剤の少ない食器用洗剤は、油汚れを落とす力も弱め。油の多い食器は、ティッシュペーパーで汚れをふき取ってから、洗剤を溶かした水につけ置きしてから洗いましょう。つけ置きしておくと、新たに洗剤を足さなくても、大方はキレイに落ちますよ。
(3)お水の温度は、辛くないくらいに低めに
お湯の温度が高いほど、手の皮脂は落ちてしまいます。できるだけ低い温度で洗いましょう。
(4)お皿の次は最後に手を洗い、手についた洗剤を落とす
食器用洗剤が手に残っていると、手荒れの原因に。食器を洗い終わった後は、手を洗いましょう。食器洗いだけでなく、その他のお掃除の後も手を洗って、洗剤を残さないようにすると◎。手を洗う時にも、界面活性剤の少ない手に優しい石鹸をチョイスしましょう!
(5)仕上げはやっぱりハンドクリーム
水仕事の後は、すぐにハンドクリームで保湿しましょう。指先までしっかりと擦りこみましょう。
キレイな手は、女性なら誰でも憧れますよね。ゴム手袋が苦手な方は、手荒れしない5つのコツを参考にしてみて下さいね。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)